相談概要 | [氏名] Y.K. [相談建物予定地] 東京都調布市 [職業] 会社員 [年齢] 39 [男性] on [構造] 鉄骨造(ラーメン構造) [引渡し年月日] 西暦2010年11月末日 [公庫は使わない] on [性能保証は使っていない] on [何階建て] 2 [延べ面積坪] 41 [工事請負金額] 3800 [設計監理料] 20 [様態] 注文建築 [施工者] 大手ハウスメーカー [設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。 [監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。 [確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。 [18確認申請の為の委任しましたか?] してない。 [確認申請書お持ちですか?] 無い。 [検査済証は有りますか?] 無い。 [設計図面は何枚もらいましたか?] 約10 [工事着工まで設計の打ち合わせは何回しましたか?] 3 [施工者名] T.H. |
相談内容 | 現 象: 相手の意見: 相談内容 : 現在建築工事請負契約前のプラン打ち合わせの段階です。 先日は初めての見積書をもらいました。次回打ち合わせの段階で、今までの変更点などを再度積算し見積書を作成してもらうことになっています。 そこで質問です。 @確認申請料という項目に50万という記載がありますが、明細がありません。 まず、建築確認申請は、自分で行うものなのでしょうか?代行してもらうとすれば、費用は多くても数万円と書いてありますが、いくら位を見積もるのが妥当なのですか?この50万の明細を求めるつもりですが、通常ここには申請にかか割る費用以外になにか含まれるているものなのですか? A設計工事監理料として20万円と見積書に記載があります。 T.H.の建築士が設計工事監者となるのがのが普通なのですか?チェック体制の確認はする予定ですが、心配です。第3者監理も受け入れるようなのですが、そうしたほうがいいのか思案中です。どちらがいいのでしょうか? T.H.の監理者はそのままで、さらに第3者に監理チェックを依頼するとコストはかかると思いますがそのような方法がとれるのでしょうか? また信頼できる第3の監理者を探す方法がわかりません。何か目安のようなものがあれば教えてください。どうぞよろしくお願いします。 |
yorozuの感想 | 契約関係の相談事例など役に立つ情報も多かったです。 相談の回答内容にはもう少し具体的内容が記載されてればよりいいなと感じました。 |
アドバイザー | |
米村 和夫 | 設計監理料が20万で確認申請料が50万ということについてコメントします. 一言で言いますと20万は「ありえないくらい安くて」50万円は「妥当かな」思います.確認申請は鉄骨造なので構造計算がいる仕様なので数万円でできるとか,自分でとか,代行などで出来る作業レベルと違います.ハウスメーカーの工事費はY.Kさんが見ているものとは違う原価があります.なので数字上の問題であることも事実で内訳云々はあまり意味がないと思います.20万円で資格者の設計士が何日働けるかを計算したらおわかりになるかと思います. T社がいけないとは言いませんが.工事費を見ましても安くはありません.T社の設計士はT社の方を最後は見ます.Y.Kさんを守ってはくれません,鉄骨造は監理が生命線です.財産を守るという意味で代理人をつけた第3者監理はあっていいのではないでしょうか? 監理者(=代理人)を探す方法は,まずT社の合意を得る事で,次に本サイトや建築士会のリストからあたられたらいかがでしょうか? |
コメンテーター | |
津村 泰夫 | @確認申請は建築主本人が出すものですが、一般的には建築士が代理をします。委任の印鑑を押されると思います。 確認申請手数料は規模や検査機関によりますが数万円程度、必要書類は建築一般図や構造計算書などですから50万円以上かかると思います。 A設計施工のハウスメーカーを選ばれた訳ですから当然T社の建築士が監理をおこなうはずです。第三者の建築士が望ましいですが、ハウスメーカーの保障システムなどの条件により一定の検査基準などから他者(社)がおこなうことは不可能と考えられます。 ただ最近ですがこのような第三者の監理を受け入れるハウスメーカーも出てきたことは事実ですので、一度交渉されることをおすすめします。工事監理者となることは無理でも「工事チェック」として入ってもらうことは可能でしょう。 なお、設計工事監理料の20万円は安すぎます。建築士は、あなたとあなたの家族と打ち合わせを頻繁におこない、図面を何十枚も書き、構造計算をおこなってはまた打ち合わせの連続で設計はできあがります。工事が始まっても週に何度か現場に足を運び、施主と材料決めなどの打ち合わせもおこないます。建築士の労務賃金を考えていただくと、そんなに安くできないことがわかっていただけると思います。かなりおおざっぱに設計監理費用を工事費の1割として、監理はその1/3としても、120万円くらいはかかるでしょう。 |
事務局から | |
荻原 幸雄 | ハウスマーカーなり設計施工のゼネコンは社員が工事監理者になります。 建築士法は国家資格として、建築士を個人に授けますが、本来はこの建築士は建築主の利益を優先させることになります。しかし、会社の利益で給料の支払われている建築士では法的な品位の保持が揺らぎやすく好ましい監理でないことは明らかです。 そこで、第三者の工事監理という流れになりますが、受け入れるハウスメーカーが少ないのも事実ですが、私が現在依頼を受けている大手ハウスメーカーは工事監理を受け入れるようになったようですが、公にはしないかもしれませんが、契約の特約として依頼者は第三者の工事監理を受け入れることと記載させました。すばらしいことですね。 自信がある会社は今後は受け入れるでしょう。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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