相談概要 | [氏名]YK [相談建物予定地] 大阪市東淀川区 [職業] 会社員 [年齢] 44 [女性] on [構造] 木造(在来工法) [引渡し年月日] 西暦 2010年 9月 末日 [公庫は使わない] on [性能保証を使用] on [何階建て] 2 [延べ面積坪] 40 [工事請負金額] 2500 [設計監理料] 60 [様態] 注文建築 [施工者] 大手ハウスメーカー [設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。 [監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。 [確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。 [18確認申請の為の委任しましたか?] 覚えていない。 [確認申請書お持ちですか?] 解らない。 [検査済証は有りますか?] どういうものか知らない。 [設計図面は何枚もらいましたか?] 10 [工事着工まで設計の打ち合わせは何回しましたか?] 5 [施工者名] Sハウス |
相談内容 | 現 象: 相手の意見: 相談内容 : いざ、間取りも決まりいよいよ着工までとなったとたん、地盤改良で100万円かかるといわれました。 地盤改良の内容も聞くまで知らせてくれず、業者の見積もりもくれずで心配になってどのような内容で地盤改良するのかと聞いたところ表層改良で2m掘るとのことでした。 インターネットで調べても50cm〜1mくらい掘ることしか表層改良は明記されておらず、本当に2m掘るのかと疑問に思い是非ともお教えいただきたいと思いご連絡いたしました。 |
yorozuの感想 | 築に関する知識が全くなく、言われた通りに支払わないといけないのか疑問に思っていろいろ相談できるところをインターネットで検索しておりました。 よろしくお願いいたします。 |
アドバイザー | |
山口 雅克 | 表層改良は地盤の軟らかいところを硬くするのですから、硬い地質があるところまで改良するのです。その硬い地質がどの深さにあるのかが深さを決定する根拠となります。 地盤改良が必要だということは調査をしているはずですからまずはその資料を見せてもらいましょう。木造住宅程度でしたら、換算N値が2〜3の地盤が深さ2m以上連続してあれば地盤改良で建築できます。 ちなみに、表層改良は、深さが2mを超える工事は出来ません。重機で穴を掘ってその土と薬剤を混ぜて固める工法ですから穴を掘った時に周囲の建物などに影響を与えないか、撹拌時の粉塵影響の確認も必要で、薬剤を混ぜることによる六価クロムの発生有無も確認しなければなりません。一般的には、改良深さが1mを超えると施工リスクが大きくなるので他の工法を探るのですが、敷地が広ければ可能でしょう。 |
木津田 秀雄 | 表層地盤改良工事であれば、2mまでなら施工は可能です。 地盤調査をされていると思いますので、地盤調査の結果と合わせて説明を受けましょう。お金を払うのはあなたですから、どうして2m必要なのかについて説明を受ける権利はあります(権利と言うほどのものではなく、普通は説明されますが)。 地盤の状況によれば、柱状地盤改良の方が安くつく可能性もありますので、そちらでも検討してもらってはどうでしょうか。 |
コメンテーター | |
氏原 毅士 | 東淀川あたりでは2メートル程度では硬い地層はないと思います。 軽量な木造ですから基礎を工夫して無理な改良工事はしない様な計画とされたらいかがでしょうか。 |
事務局から | |
荻原 幸雄 | 間取りが終わったら通常は構造の検討に入りますので、建物の構造の検討が終わったら、地盤の検討になります。しかし、ここまで待たなくても、地盤調査の時点で、杭とか地盤改良の判断はできますので、事前に説明できるものですね。この程度では問題なく施工できますが、費用も負担しなければなりません。 勿論、事前説明は必要ではあったと思いますが、契約解除も含めて検討する権利はあなたにはありますので、よくお考えて、ご判断ください。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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