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一般社団法人建築よろず相談支援機構

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よろずWEB相談HEADLINE

No. 1027 土地、建物、設計監理料を一括住宅ローンでできる?

 相談概要 [氏名] TM
[居住住所] 埼玉県川越市
[相談建物予定地] 川越市
[職業]
[年齢] 29
[男性] on
[構造] −
[引渡し年月日] 西暦    年  月  日
[何階建て]
[延べ面積m2]
[延べ面積坪]
[工事請負金額] 0
[設計監理料] 0
 相談内容 [家づくりの相談内容]
「我が家を手に入れる前に読むQ&A80」を読んで以降、建築士の方に依頼して家を建てたいと考えるようになったのですが、 土地代金、建物代金、建築士の方への依頼料などを一括にして住宅ローンとして金融機関などから融資を受けることは可能なのでしょうか?
もし、前記の事が可能であれば、そのような方を紹介して頂けないでしょうか?
 yorozuの感想 質素な感じが、良いといえば良いのですが、寂しい感じがします。
それと、個人的な情報を記載するフォームがあるページはSSL等の暗号化が必要だと思います。
アドバイザー 
古賀 保彦 解説員の古賀です。

土地・建物・設計監理料を一括で住宅ローンの対象とする事ができるか?
というご質問ですが、当方の経験では下記のようなケースが多いです。

・土地については100%融資が難しい例が多く、土地売買契約の契約金諸経費等を考えると一般的には20%程度の自己資金がないと厳しいと思いますが、土地を紹介してもらう不動産仲介会社によっては金融機関との連携力等で全額に近い融資が可能な場合もあります。

・建物工事や設計監理料は契約時、中間時、建物完成時と分けて支払うのが通例です。その支払いのために建物完成前に一部融資を先行してもらう事が可能な場合もありますが、契約時の支払い等を考えるとここでも20%程度の自己資金ないと厳しいと思います。但し、契約時の支払い額は交渉によって調整できる事もあります。

・全額融資が可能かどうかは土地、建物の担保評価如何でも変わります。
 また、融資を受ける方のご年収によっても変わります。

・金融機関によって異なりますが、融資条件を把握する必要がありますので、事前に複数の金融機関のローン課に直接ご相談された方が良いでしょう。

まどろっこしい解説になりましたが、要はケースバイケース、融資をお受けになる方のお支払い能力や土地・建物、取引の相手方によって変わるという事です。
中でも、ご年収的にどこまで融資が受けられるかという事で土地や建物の資金計画が大きく変わってきますので、まずは、金融機関にご相談される事からお始めになられると良いかと思います。頑張って下さい。
星 裕之 解説委員の星です。

ご本人の社会的信用度(勤務先・勤続年数・業務内容等)によりますが、土地の購入資金・仲介手数料・融資保証料等の諸費用を含めて自己資金なしという形での融資は可能です。設計監理料は住宅建築資金として融資が可能ですし、住宅建築に付随する外構工事・各種諸費用も融資可能です。まずは、給料振込を行っている金融機関にご相談してください。その後、土地の資料と簡単な平面・概算見積書で事前審査が可能になりますので、住宅の所得が現実的になってくるかと思います。しかし、生活状況の変化を考慮すると、まったくの自己資金ゼロで建築を考えるのは無謀に近いかと思います。
 コメンテーター 
氏原 毅士 土地代や、建築費、さらに設計料まで一括でローンが組めるかと言う事ですが、減価償却や、固定資産としての価値(評価)等税に関する部分は別にして設計料が住宅建設の総額を評価する場合、経費に含まれない場合もあると聞いています。

 そうすると、ローンの担保価値としては見てもらえないという事になります。自己資金や、別な担保があれば可能でしょうが上記総額以上に経費が掛かります。取引のある金融機関に相談されたら如何と思いますが、はっきり言って無理だと思います。
 事務局から 
  荻原 幸雄 ローンの場合は銀行によっても、銀行マン担当者の認識によっても、同じ銀行でも、個人信用度によって融資範囲と額がことなってきます。
医者などは全額融資する場合が多く、サラリーマンでも会社の規模、 役職、勤続年数、年収などにより、個別対応になっているのが実情です。

ですから、複数の銀行に出かけて、相談するしかないのです。
努力あるのみです。
相談者お礼状 
 相談者お礼状
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