相談概要 | [氏名] J.A [相談内容] 注文住宅の瑕疵 [居住住所] 埼玉県戸田市 [相談建物所在地] 東京都足立区 [職業] 会社員 [年齢] 32 [男性] on [構造] 木造(在来工法) [引渡し年月日] 西暦2005年 10月 16日 [公庫は使わない] on [性能保証を使用] on [何階建て] 3 [延べ面積m2] 114 [延べ面積坪] [工事請負金額] 2180 [設計監理料] 0 [様態] 建築条件付建売住宅(売建住宅) [施工者] 地場中小ハウスメーカー;地域的な中小産業 [設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。 [監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。 [確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。 [18確認申請の為の委任しましたか?] してない。 [確認申請書お持ちですか?] 無い。 [検査済証は有りますか?] 無い。 [設計図面は何枚もらいましたか?] 6 [工事着工まで設計の打ち合わせは何回しましたか?] 8 [施工者名] Mホームズ [販売会社名] Mホームズ [設計者名] Mホームズ [監理者名] Mホームズ |
相談内容 | [相談内容] 上棟から4日目となります。 不安に感じた点が何点かありましたのでご相談させてください。 1.アンカーボルトと筋交いが干渉しているのか、筋交いをかなり削ってしまっています。 2.また柱との距離も離れすぎているように感じます。 3.筋交いプレートが柱を削って曲がって着けられていました。 4.基礎パッキンが指で軽く押すと土台から取れてしまう個所がいくつもあります。 5.1箇所は鉄のプレートが基礎パッキンの上に2枚重ねられていました。 順調にきていると思っていたのですが、ここにきて不安が一杯で胃が痛くなってきました。 よろしくお願いいたします。 筋交いがホールダウン金物と干渉し、欠損している。 同上 金物の取付け部分 |
yorozuの感想 | 専門的なことは分からないので大変助かっています。 |
アドバイザー | |
山口 雅克 | 解説員の山口です。 1.筋交いを削ってしまった分は、やり変え又は不足分に相当する補強筋交いか耐震パネルの増設が必要です。 2.柱とアンカーボルトの距離は一般的に柱の芯から20cmです。離れすぎているように感じます。 3.柱を削った筋交いプレートは好ましくありませんが、この程度であればやり替えよりはこのままの方が良いかも知れません。ただ、削ったところの表面はどうなっているのでしょうね。 4.基礎パッキンが取れてしまうところには専用のスペーサーがありますので差し込んでもらって下さい。入れるのは土台と基礎の間です。 5.基礎パッキンの上に鉄板の部分は1箇所と言うこともありますのでステンレスに変えて入れてもらいましょう。入れるのは土台と基礎の間です。 木造住宅の構造に詳しい専業の建築士に見てもらって構造全体をチェックしてもらうことをお薦めします。このような仕事をするところは御指摘の部分だけではないような気がします。 |
コメンテーター | |
木津田 秀雄 | 筋かいの欠損部分に応力が集中して壊れる恐れがあります。アンカーボルトの位置と干渉していますので、筋かいを付け直しても同じですので、筋かいに変わる構造用合板を取り付けるなどの補強が必要だと思います。 このような施工をしている施工レベルだと他も心配になります。心配なところは施工者に話をしてきちんと説明を受けてください。説明はできれば書面でもらっておいてください。 |
事務局から | |
荻原 幸雄 | 筋交いはこのままで、構造用合板で補強設計を依頼してください。 その場合も適切な方法がありますので、そのやり方(釘の種類、間隔、取り付け方法など)を確認してから施工してもらってください。 雑な仕事ですので、今後は第三者の建築士に現場を見てもらうことをお勧めします。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
〒181-0001
東京都三鷹市井の頭3丁目12番11号
TEL 0422-24-8768
FAX 0422-40-0107