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一般社団法人建築よろず相談支援機構

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よろずWEB相談HEADLINE

No. 0966 確認申請したらダイレクトメールが・・・。

 相談概要 [氏名] MS
[相談内容:] その他
[居住住所] 三重県津市
[相談建物所在地] 三重県津市
[職業] 会社員
[年齢] 33
[男性] on
[構造] 木造(在来工法)
[引渡し年月日] 西暦 2005年 4 月  日
[公庫は使わない] on
[性能保証は使っていない] on
[何階建て] 2
[延べ面積m2]
[延べ面積坪] 35
[工事請負金額] 1200
[設計監理料] 60
[様態] 注文建築
[施工者] 中堅ハウスメーカー
[設計者を選んだのは] 自分で選んだ。
[監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。
[確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。
[確認申請の為の委任しましたか?] してない。
[確認申請書お持ちですか?] 無い。
[検査済証は有りますか?] どういうものか知らない。
[設計図面は何枚もらいましたか?] まだ貰っていない
[工事着工まで設計の打ち合わせは何回しましたか?] 10
[床面積] 120m2以下
[施工者名] Uホーム
[販売会社名] KP(不動産業者)
[設計者名] Uホーム
[監理者名] Uホーム
 相談内容 [現象]
この度家を新築することになり、建築確認申請を行ったのですが、その後、インテリアショップ、外工業者、引越し業者などからのダイレクトメールが毎日送られてくるようになり、その手の業者からの電話も毎日絶えません。大変困っています。というか、大迷惑をしています。

[業者の見解]
建築基準法で情報の開示が義務付けられているとかで、私の迷惑はお構い無しです。


[相談内容]
はじめまして。ここでこの様な相談をしてよいものか分かりませんが、どこで相談すればよいのか良いのか分からなかったもので、アドバイスをお願いします。

この度家を新築することになり、建築確認申請を行ったのですが、その後、インテリアショップ、外工業者、引越し業者などからのダイレクトメールが毎日送られてくるようになり、その手の業者からの電話も毎日絶えません。大変困っています。というか、大迷惑をしているのです。ある業者に聞くところによると、建築申請を行うと、その建築申請書がそこで閲覧できるようになっているようです。

それには私の住所、名前、電話番号まで載っているのです。建築申請を受け付けた、私の住んでいる三重県の技術センターに問い合わせたところ、建築基準法により、情報の開示はしなければならないとのことです。こんな個人の情報を開示しなければならないというような法律があるのでしょうか? 

他府県でも行われているのでしょうか?私はどうしても納得がいかないのですが・・・。
また、このような閲覧をやめさせる方法があるんでしょうか?
 yorozuの感想 直接家のことではありませんが、どこに相談してよいものか分からず、藁にもすがる気持ちで投稿させていただきました。採用されることを願っております。
アドバイザー 
堀住 勝雄 解説員の堀住です

 お言葉どおり建築確認申請と同時に「建築計画概要書」という閲覧に供されるための書類提出が義務づけられています。建築、築造行為を行うことは多かれ少なかれ地域社会に影響を与える行為に他なりません。そこでどのような建物や構造物が出来るのかを知りたいと言う人の為にその概要を閲覧することができるようこの書類があります。(確認申請書は非公開です)

多くのダイレクトメールが来る事情は多くの業者が閲覧をしている訳ではなく、業界紙が定期的に窓口で閲覧をして紙面に掲載しているからです。
これは概要書の本来の目的を外れていると思われますので私もかねがね不満に思っていますが公開されている情報ですから止めることは出来ません。個人情報が問題視される昨今ですからお役所ももう少し公開の仕方を考えていただきたいですね。
 コメンテーター 
清水 煬二 堀住解説員のコメントの通りで、残念ながら閲覧はできてしまいます。

ダイレクトメールだけならともかく、電話までとなると大変迷惑ですね。
その業者にどこからこちらの内容を知ったのかを質問してみてください。
多くの業者は、いちいち閲覧するのではなく、名簿屋のようなところからデーターを購入しているか可能性があります。
その名簿を売買している業者が特定できれば、その名簿屋を罰することも可能かと思います。

仮に今、閲覧を止めることができても、残念ながら MSさんへのDMや電話は情報が既に流れてしまっているので大きくは変わらないと思います。
電話やDMの業者に2度と連絡するなと訴えていく、受身の防衛しか今のところなさそうです。
 事務局から 
  荻原 幸雄 建築することは街に何らかの影響を与えることでもあり、建築物概要書を確認申請時に提出しなければなりません。それは役所に順番に綴じられ閲覧として利用されています。
これは近隣に対する最小限の情報公開であるべきことなのですが、業界紙はこれを定期的に掲載しております。これは彼らからすれば情報公開されているものだからという言い分があるでしょうが、この情報を欲している業者がこの新聞を購読しているという要素がここにあります。

それを見た業者がDMや電話連絡をしてきます。
これは本来の情報公開を逸脱した行為だと思います。
建築が済めば止まりますが、電話があったら「情報公開の乱用する業者さんからはどんなに安くても一切購入はしません。」と伝えてください。

皆さんがこのような毅然とした態度をとれば、このような業者はいなくなると期待したいものです。
相談者お礼状 
 相談者お礼状
 その後  
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