相談概要 | [氏名] M.Y [相談内容] 注文住宅の瑕疵 [居住住所] 滋賀県草津市 [相談建物所在地] 滋賀県近江八幡市 [職業] 公務員 [年齢] 36 [男性] on [構造] 木造(在来工法) [引渡し年月日] 西暦 2004年9月15日 [公庫は使わない] on [性能保証は使っていない] on [何階建て] 2 [延べ面積m2] [延べ面積坪] 49 [工事請負金額] 34860000 [設計監理料] 1045800 [様態] 注文建築 [施工者] 建設会社 [設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。 [監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。 [確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。 [確認申請の為の委任しましたか?] した。 [確認申請書お持ちですか?] 有る。 [検査済証は有りますか?] − [設計図面は何枚もらいましたか?] 21 [工事着工まで設計の打ち合わせは何回しましたか?] 30 [施工者名] S建設 [販売会社名] Iハウス [設計者名] HS [監理者名] HI |
相談内容 | [現象] まだ施工されていません。 [業者の見解] 業者の見解は,まだです。 [相談内容] 「地盤設定について」 よろしくお願いします。 現在建築中で,これから外構工事を行う予定ですが,隣地の地盤が私の土地の地盤より高いため,地盤設定を底盤コンクリートより高い位置で設置したいと業者に言われました。(写真の青線の位置) しかし,底盤コンクリートと立ち上りコンクリートとの打ち継ぎ部から将来的に水が浸入し,基礎内がプール状態になる事を懸念しています。 どのように対応すればよいかご教授下さい。 ちなみに,立ち上がり基礎と底盤基礎の打ち継ぎ部にはレイタンス処理を施してあります。 よろしくお願い致します。 |
yorozuの感想 | 他の相談室ではない,写真を掲載したページがとても見やすく,分かりやすい印象を受けました。将来的には,動画も対応するともっと分かりやすくなると思います。 |
アドバイザー | |
堀住 勝雄 | 堀住です 隣家の地盤が高いこととHS様の地盤面設定とは関係のないことです。隣家から水が流れ込むおそれがあるならばそれは隣家が自分の敷地内で処理すべき問題です。 お言葉どおり床下は地盤面より上がっていなければなりません。しかし建物の廻り全てが図の位置まで盛り土されるのではなく、隣家に面する一部分だけであって浸透性の良い土質でしたらあまり問題は無いと思います。 業者はどんな理由により地盤を上げなければならないと言っているのでしょうか。設計者と施工会社に納得のゆく説明を求めて下さい。 |
津村 泰夫 | 津村です 堀住解説員と同じです なぜ地盤面が高くなってしまうのかわかりませんが、このような工事で基礎内がプール状態になり、ものすごいカビだらけになった家を何十件も見てきました。 基礎底盤面は地盤面よりも高くすることです。 外部から見かけの防水処理などをしてもあまり効果のないことが多いです。 |
コメンテーター | |
樽 一弥 | 私もなぜ地盤を高くする必要があるのか写真だけでは判断できません。 仮に隣地側だけでしたら堀住解説員のいう通り、他の三面で万一の排水処理が可能ですし、4面とも低い位置になるとしても基礎下の地盤が浸透性の良い土質で、地下水位が低ければ浸透していくようにも思います。 個人的には将来の不安がある状態では水が入るということを前提に考えた方が良いように思います。そういうことで精神的にも安らぐでしょう。 万一の時に湿度や換気の対策を含め水を逃がす方法はないでしょうか? 設計者、施工会社と十分打ち合わせされ、なぜという疑問から次はどうするという前向きな検討を進めることで安心が得られると思います。 |
事務局から | |
荻原 幸雄 | 周りの敷地が高いのであれば敷地内の地盤は水が出やすくなることもあります。 このようなことは設計の段階で設計者が判断すべきことでした。 しかし、一部であれば危険は少ないと判断はできますが、建物の一面全部であると少々心配にはなります。止水板も入っていないことですので、何故上げるのか?確認してください。擁壁で処理できることです。やむ負えない場合は基礎の脇に本来のGLまで側溝を設けて排水する計画にするとよいと思います。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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