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一般社団法人建築よろず相談支援機構

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〒181-0001 東京都三鷹市井の頭3丁目12番11号

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No. 0918 豪雪地帯の屋根の仕上げは何がいいのか?

 相談概要 [氏名] Y.H
[居住住所] 福井県大野市
[相談建物予定地] 福井県大野市
[職業] 団体職員
[年齢] 31
[男性] on
[構造] わからない
[引渡し年月日] 西暦 2004年12月までに
[公庫は使わない] on
[性能保証は使っていない] on
[何階建て] 2
[延べ面積m2]
[延べ面積坪] 48
[工事請負金額] 2200
[設計監理料] 0
[様態] 注文建築
[施工者] 地場中小ハウスメーカー
[設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。
[監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。
[確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。
[18確認申請の為の委任しましたか?] してない。
[確認申請書お持ちですか?] 解らない。
[検査済証は有りますか?] どういうものか知らない。
[お手持ちの図面は何枚?] −
[打ち合わせ何回] −
[施工者名]
[販売会社名] Sハウジング
[設計者名]
[監理者名]
 相談内容 [家づくりの相談内容]
現在、今の住宅の裏に新築住宅を建設予定でハウスメーカーを選定しました。地元の工務店より、ハウスメーカーの方が保障面で安心感があり、安く仕上がると考えたからです。
私の住んでいる地域は豪雪地帯で、冬はかなり雪が積もります。

そこで相談なのですが、そのような状況で、ハウスメーカーの営業者は屋根はコロニアルですというのです。
何も知識のない私はその場は納得したのですが、知り合いに聞くと、コロニアルはこの地域では向かず、長尺カラー鉄板AT式を使うというのです。

営業者は、あまり雪のことを知らないのは話していても明白で、どちらのほうが正しいのか分かりません。もし、営業者が間違っているのなら、営業を変えてもらうか、ハウスメーカーを変えてもらおうと考えてます。
疑りだしたら、すべてのことに疑いを持って接してしまいそうで、納得いく家作りができないように思います。
よろしくお願い申し上げます。
 yorozuの感想 私も含めて、家作りなど、一生に一回のことと思います。
仕事が忙しいのはいいわけにはなりませんが、些細なことが分から無いことが多く、困っています。その中で、このようなHPは、大変参考になります。
これからも、些細な質問をするかも知れませんが、よろしくお願いします。
アドバイザー 
藤井 修 解説員の藤井です。

積雪の多い地方ではお知り合いの方が言うように金属の長尺屋根が適しています。
コロニアル葺きは一つ一つ屋根釘で止める施工で雪が凍ったりし、ずれが生じたりして濾水の原因になる場合があります。
又材料自体も凍害を受ける可能性も否定できません。
しかし積雪の多い地方向きの仕様もあるので福井県の気候に合った仕様なのか十分に説明を受けて判断して下さい。
清水 煬二 解説員の清水です。

コロニアル葺きは、藤井解説員がコメントしているように、凍害、コロニアル自体の吸水性、毛細管現象による釘穴からの染み込みなどを考えると、私も雪が多い地域では、コロニアルを使うべきではないと思います。

そういう地域で実際に屋根に使われているのを、私の少ない経験の中で限定してのことですが、見たことはありません。

ハウスメーカーであれば、屋根材もオプションでいくつか用意していると思います。
金額がアップしても変更してもらった方がいいと思います。

また、ハウスメーカーといってもひとつではないはずです。
他にも疑問が出てくるかもしれません。
他の業者も選択肢に入れながら、進めたらいかかでしょうか?
もしくは、地元の設計事務所などに具体的に相談されてみてはいかがでしょう。
 コメンテーター 
久米 能子  Y.Hさんの、疑いだすと何事も疑いを持ってよい家つくりができない、というお考えは、一面でとても聡明なお考えだと思います。一部の方は疑心暗鬼になって工務店との関係が悪くなったり、また折角の家の完成を喜べないでおられるのも事実のようです。
 けれども、ご相談の内容は基本的なことがらです。もし、その屋根の件での発言に見られるように担当者やハウスメーカーが地域の気候に対応した施工知識に問題があるならば、業者の選択から考えることも大切です。脅かすわけではありませんが、思わぬところで問題が発生する可能性もあると思います。地場の工務店の経験はそのハウスメーカーにはないものかもしれません。
 同時に、ご自身でも今後もさらに勉強なさっていってください。応援しています。
 事務局から 
  荻原 幸雄  Y.Hさんの、疑いだすと何事も疑いを持ってよい家つくりができない、というお考えは、一面でとても聡明なお考えだと思います。一部の方は疑心暗鬼になって工務店との関係が悪くなったり、また折角の家の完成を喜べないでおられるのも事実のようです。
 けれども、ご相談の内容は基本的なことがらです。もし、その屋根の件での発言に見られるように担当者やハウスメーカーが地域の気候に対応した施工知識に問題があるならば、業者の選択から考えることも大切です。脅かすわけではありませんが、思わぬところで問題が発生する可能性もあると思います。地場の工務店の経験はそのハウスメーカーにはないものかもしれません。
 同時に、ご自身でも今後もさらに勉強なさっていってください。応援しています。
相談者お礼状 
 相談者お礼状
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