相談概要 | [氏名] H.Y [相談内容] 建売住宅の瑕疵 [居住住所] 東京都羽村市 [相談建物所在地] 東京都羽村市 [職業] 会社員 [年齢] 40 [男性] on [構造] 木造(在来工法) [引渡し年月日] 西暦1999年 04月30日 [公庫使用] on [何階建て] 2 [延べ面積m2] 87.82 [延べ面積坪] 26 [工事請負金額] 3780 [設計監理料] 0 [様態] 建築条件付建売住宅(売建住宅) [施工者] 建設会社 [設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。 [監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。 [確認申請書は本来建築主が出すと説明を?]受けていない。 [18確認申請の為の委任しましたか?] 覚えていない。 [確認申請書お持ちですか?] 有る。 [検査済証は有りますか?] 有る。 [お手持ちの図面は何枚?] 3枚 [打ち合わせ何回] 3回 [施工者名] (株)S事務所 ST [販売会社名] (株)S事務所 ST [設計者名] (株)S事務所一級建築士事務所 FK [監理者名] (株)S事務所一級建築士事務所 FK |
相談内容 | [現象] たれは販売会社の不動産会社、設計と工事監理者である建築士の販売詐欺建築士の設計、建築ミスで、カ−スペ−スが狭く駐車が困難しかし売主の不動産会社は倒産している 費用請求もできない,このまま悔しい思いをするか納得がいかない。 1、設計段階で駐車スペ−ス2台、カ−ポ−トを付ける事を依頼 2、建築士が駐車場を提案しこれが1番良い方法と勧めた建築士の進めなので信頼していた 3、建築士は設計段階で車を実際に見てもないし確認もしてない 4、設計の最終段階で駐車場は大丈夫かとカーポートの事も含め確認したが問題ないと建築士に言われた 5、建築後の引渡し前に融資が間に合わないと不動産会社に銀行に呼ばれ土地と建て物の代金を支払された 6、建築後の引き渡し時駐車スペ−ス(幅)が2.2m程度と狭くカ−ポ−トが付かないと話したが不動産会社は数百万出せば直すと言われたが建築士の説明はなかった、家の良いところのみ説明し私をごまかしていたのである 7、家の裏側が駐車スペ−スで家自体は隣とプライベ-トを保つ設計なのに駐車場は丸見えプライベ-トもないし事前に説明もない 8、家族を駐車場で乗せられないので家の前の私道で乗せるが家7建の私道で車の出入りする入り口、周りから車出せないからどかせと言われる始末これも事前に説明はない 9、築後4年、以上の点から車や駐車場の事などなにもわからないのに確認を怠り勝手に建築士が自分の判断で設計建築しているまた建築後建築ミスを不動産会社と建築士はわかっていて私が何も知らないことをいいことに充分な説明もなく販売した 私は約1700万円の建築費用をどぶに捨てたようなもの、これから私達家族はみじめな思いをして生活していかなければならない 不動産会社と建築士はゆるせない、また不動産会社は倒産しわからないが、販売担当者は取引主任資格はあるし現在でも営業しているかもしれない建築士は東京都の許可を取り現在でも営業している。 許可と資格を取り消すのが妥当ではないのか、普通の会社なら考えられない。また被害に遭わぬように注意を呼びかけるべきではないか 不動産会社 旧 S事務所 販売担当 SK 現在は倒産し不明 建築士 旧 S事務所一級建築事務所 FK 現在 デザインスタジオ・K [業者の見解] 数百万出せば改修すると不動産会社は話しこれを聞いていた建築士までも 「カ−ポ−トはつかないのと」言い始めごまかし始めた、 しかも家を見る前に土地と建物の費用を支払っているのでももちろん払う費用のない私は諦め るしかなかった。 [相談内容] 1,費用の賠償が可能かまたは家を改修する事はできるのか 2,販売会社の不動産会社と建築士は詐欺ではないのか 3、建築後約1年で建築士は会社を退職 4,建築後約2年で販売会社の不動産会社も倒産(もちろん何の連絡もなし、2年後の住宅点検で悪い部分の改修もしてない) (事務局注:原文のまま) 普通車の入らない駐車場 |
yorozuの感想 | 特にありません、もっと早くこのようなHPがあることを知っていればよかった。 |
アドバイザー | |
古賀 保彦 | 埼玉の古賀です。 工事着手前に敷地に建物配置を記入した設計図はありませんでしたか? 図面枚数が少ない場合は、1階平面図と兼ねる事もあります。 問題の駐車場については、まず、事前に図面で建物と敷地境界の離れ(距離)、車からの乗降スペース、カーポートの柱の位置や屋根の寸法を確認すべきだったと思います。また、工事にあたり、基礎工事着手前に地縄といって現地で建物の配置を決める作業がありますし、基礎工事が始まれば、目に見えて建物の位置関係が分かるようになりますので、ここでも現地で確認する機会はあったと思います。 さて、問題は担当建築士がこの業務を怠ったという事になりそうですが、ポーチの重要性を認識されていたならばH・Yさんもそれを建築士に任せ放しにしないで確認するべきだったように思います。 また、引渡し前に購入代金をお支払いになったという事ですが、その前に現地が確認できていれば引渡しの条件として交渉もできたのではないでしょうか。 以前のご住所と建築地が遠かったり、何かのご事情で現地を確認できない事もおありであったかもしれません。また、相手方を信頼していたから全てをお任せになっていたのかもしれません。ですが、現実にこのような事は多々起こっています。建築業界に限った事ではないのでしょうが、それにしても不条理な出来事が多いのは困った事だと思います。 それ故に、また、高価な出費ですから、建主さんが自主的に行わなければならない事がたくさんあります。そうは言っても専門的な知識が不十分でできないのが普通ですから、第三者の建築士が存在しているのだと思っています。勿論、第三者の建築士だから全てうまくいくとは限りません。建主さんも吟味して建築士を選択しなければなりません。余談になりましたが・・・。 販売会社が倒産した旨であり、損害賠償等にしても相手がいないわけですから訴訟は難しいと思います。ただ、訴訟は私の専門外です。ご納得いかないようであれば、何か方法があるかもしれませんので弁護士にご相談してみて下さい。 写真を拝見した限りではこれから自費でカーポートを設置する事は可能かもしれませんが、規格品で合わなければ製作する事になる、建蔽率等の法規上の問題や隣地とのご関係、乗降スペースが確保できるか等、建築士や専門家にご相談されながらお進めになった方が良いでしょう。 |
コメンテーター | |
笠原 歩 | まずご自身にとって何が大切なのかを整理することが重要だと思います。駐車場の件なのか、信頼に応えてくれなかった建築士のことなのか、2年後の点検で発見された不具合の補修なのか。ことの経緯が掴みにくいので文面だけで不動産会社や建築士の判断はしかねます。全てを含めた賠償ということで法的な処理を求めるのであれば弁護士に相談されたほうが解決は早いと思います。 |
事務局から | |
荻原 幸雄 | 残念ながら倒産した会社は不存在なので対応は難しいことになりましたね。 建築後4年間言い続けたのでしょうが、対応してくれなかったようです。 また、建築を壊す以外に駐車スペース確保は難しいことなので対応できづらい問題でもありました。 建築士は個人資格なので、対応した建築士にはなんらかの責任があると思いますが、独立して設計事務所を起こしても建築士の免許は変わらないので、追及は可能だとは思います。 お住まいの建築士事務所協会ではこのような建築士の為に苦情相談を受けつけております。 双方を別々に聞取りし、対応してくれると思いますので、一度ご相談してみてください。 本件は双方の言い分を聞かないと明確な解説ができないこともありますので、お許しください。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | ご返事が遅くなり申しわけありません。 大変貴重なご意見ありがとうございました 皆様にお礼いたします。 設計段階当初より車2台、カ−ポ−ト付きを依頼しています。担当建築士殿とカ−ポ−トのパンフレットを見ながら話てるのです、最終の打ち合わせで担当建築士殿に確認しました駐車場は大丈夫かと、建築士殿は明確にこのスペ−スが有れば問題有りませんと言ったので建築を着工したのです。 どうしても納得がいかずこのHPの弁護士紹介をお願いしました。 |
その後 |
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