相談概要 | [氏名] K.A [居住住所] 佐賀県鳥栖市 [相談建物予定地] 佐賀県鳥栖市 [職業] 会社員 [年齢] 37 [男性] on [構造] 木造(在来工法) [設計者はどなたに依頼しますか?] 特に決めていない。 [何階建て] 2 [延べ面積m2] [延べ面積坪] 35 [工事請負金額] 2000 [設計監理料] 0 [お手持ちの図面は何枚?] − [打ち合わせ何回] − [様態] 注文建築 [施工業者はどちらに依頼しますか?] 特に決めていない。 |
相談内容 | [家づくりの相談内容] 家を建てようと思って展示場などを見て回って約2ヶ月たちました。 何社かから同じような条件(坪数や屋根等)で見積もりをもらいましたが500万円程度の開きがあります。 高いほうの業者からは「造りがしっかりしているから長く持つし、安いものは買った後からメンテナンス代がかかってこれくらいの差はすぐ取り戻しますよ」といわれます。これも高いほうの業者の方ですが、「値段によってどんなにでもできますからね」と暗に粗悪品をつかまされるようなかんじで話されます。が、構造やその他もろもろで、本当にその500万円の差(すごく大きな金額だと思いますが)が出てくるのでしょうか。予算もありますしどっちを選ぶべきなのかすごく悩みます。よきアドバイスをお願いします。 |
yorozuの感想 | わかりやすく、なにより公平な感じを受けます。これからも頑張ってください。 |
アドバイザー | |
山口 雅克 | 解説員の山口です。 一般の方が同じような条件で坪数や屋根等をハウスメーカーに提示したつもりでも、建物のほんの一部の希望を伝えたにすぎません。 建物は坪幾らで値段がついている訳ではなくて、個々の材料代や手間賃や運搬費などを積み上げて値段をはじき出しています。 大雑把な話をされただけの今の段階では、話を聞いた側も、自分のところなりに色々な事を考慮して、およその金額を算出してくれている状況です。又、営業の進め方によっても金額が違ってきたりします。高い処から話を進めていって徐々に安い方に話を持って行く人、安い金額で気を引き付けてグレードで少しづつアップをして行く人もいます。建物の強度はある一定以上の設計がなされていれば特に問題はないのですが、屋根や外壁はコストによってその耐久性が大きく異なる事が多いし、素人目には分かりにくいところなので要注意です。 このごろは、一般的な木造在来工法の住宅で、細かいところまで設計図を作成して、(新聞紙1ページ大で30数枚)4〜5者の工務店などから見積を徴集すると、最高値と最安値の差が15〜20%になるのはそうおかしい事ではありません。全く同じ設計図でこのようなことがあるのですから、ハウスメーカーのようにそれぞれグレードが違うものを比較すればその程度の金額の差は当然と言えば当然でしょう。 |
コメンテーター | |
三浦 惠翁 | 設計図無しでの見積もりに2〜30%の開きがあるのは山口解説員の書いている通り当たり前のことと考え、お望みの建物が正しく見積もりできる様な設計図、仕様書作成を建築士に依頼することから始めてみましょう。 建築士は標準積算見積書も作ってくれます。家造りは専業の(施工業者とつながりのない)建築設計事務所に相談することから始めることをお勧めします。 |
事務局から | |
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相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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