相談概要 | [氏名] GU [相談内容] 建売住宅の瑕疵 [居住住所] 東京都品川区 [相談建物所在地] 東京都品川区 [職業] 会社経営 [年齢] 41 [男性] on [構造] 木造(在来工法) [引渡し年月日] 西暦 2003 年02 月 末 日 [公庫は使わない] on [性能保証を使用] on [何階建て] 3 [延べ面積m2] 70 [延べ面積坪] [工事請負金額] 4560 [様態] 建築条件付建売住宅(売建住宅) [施工者] 大工(工務店) [設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。 [監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。 [確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] - [18確認申請の為の委任しましたか?] - [確認申請書お持ちですか?] 有る。 [検査済証は有りますか?] 有る。 [お手持ちの図面は何枚?] 5枚 [打ち合わせ何回] 2回 |
相談内容 | [現象] 建て売り住宅をベタ基礎工事が終わった段階で契約して手付け金200万円を支払った。その後土台がのり、棟上げをしたので見に行ったところ、基礎と土台の木材の位置がズレており、基礎から土台がはみ出していた。またアンカーボルトも土台の木材の中心に貫通していず、左右に寄っていた。また、一部基礎のコンクリートが反っている部分もあった。また、柱と梁の接合部分に隙間が空いていた。ベランダ等一部の木材には亀裂が入っていた。 [業者の見解] 現在回答を待っている。 [相談内容] これを理由に契約を解除して手付け金を返還してもらえるのか。また、何らかの対策を講じてもらえるにしても、今後も建築過程においてそうした不手際が生じないか不安なので、そうなった場合には契約を解除して手付け金を返還してもらえるような文書を取り交わしたいがそれは可能か。 土台と基礎がずれている。 柱と基礎がまっすぐでない。 梁の一部が欠損。 |
yorozuの感想 | 新聞によってこのHPを知りました。ありがたい機構だと思います。 |
アドバイザー | |
山口 雅克 | 解説員の山口です。 契約の内容が分かりませんので解約や手付け金の返還に関してはよくわかりません。ただ、請負契約の場合、一般的には工事に不備があったときは、それを補う補強や修正を行う事により特に問題がないようになる事がわかれば解約はできないし、補強や修正を行ったあとに不手際があったことに対して契約の解除を行うのは、民法上できないと思います。その多くは工事のやり直しや補強により目的物の完成を待つ事になります。 今回は建売の売買契約と思われますので、正規の工事がなされていない事が明確であれば買い取りを拒否出来る可能性があります。先方に申し入れしてみたらいかがでしょうか。工事にどのような不備があるのかは、第三者の専門家に見てもらい、設計や契約内容との食違いや適正でない工事部分を明確にしておきましょう。 |
氏原 毅士 | 氏原です。 写真で見ると土台の半分が基礎から外れているようです。こんな個所がほかにも有る様なら契約の解除を申し出たほうがいいと思います。 根本的な解決策が無く、(提示されず)このまま進むようであれば民法で規定する契約解除が可能なはずです。 解約の覚書ですが、これに応じるような業者であれば、基礎の改修もちゃんとしてくれると思いますが、第三者の建築士などを中に立てて話し合われたらいかがでしょうか。 |
コメンテーター | |
堀住 勝雄 | 工事は中断しているのでしょうか。このような状態を放置して工事を続行するようなら一刻も早く解約をお奨めします。何らかの対策を提示してきたらその内容(解決策)を利害のない建築士に検討してもらいましょう。アンカーボルトは土台の芯に入るのが理想ですが2cm位のズレは問題ありません。また木材の割れも問題になる場合とそうでない場合があります。写真の場所が特定できないので、現場を調査しなければ判断がつきかねます。 |
事務局から | |
荻原 幸雄 | ローン条項は瑕疵とは関係ないものです。 この基礎のような状況でしたら、どの程度の現場管理、工事監理か見えていますので、契約解除の道が妥当だろうと思いますが、業者が補強すると申し出ると、継続の道も考えないといけない難しい分かれ目です。 手付などの問題もありますので、詳細は弁護士にご確認ください。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | 早速のご回答ありがとうございました。 明日現地にて建築業者の説明を聞くことになっています。 その後の経緯は改めてご連絡致しますので、宜しくお願い申し上げます。 |
その後 |
〒181-0001
東京都三鷹市井の頭3丁目12番11号
TEL 0422-24-8768
FAX 0422-40-0107