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一般社団法人建築よろず相談支援機構

TEL. 0422-24-8768

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よろずWEB相談HEADLINE

No.0632 変な販売?

 相談概要 [氏名] K.M
[居住住所] 大阪府箕面市
[相談建物予定地] 大阪府箕面市
[職業] 会社員
[年齢] 32
[女性] on
[構造] わからない
[何階建て] 2
 相談内容 初めて相談をさせていただきます。
現在、一戸建てに住んでおりますが、現在の家を売って別のところに一戸建てを購入する計画を、両親が現在すすめています。ですので、上記の相談書の中で、建物予定地の住所は途中までしかわかりません。
延べ床面積も購入金額もわかりません。
相談書の中で記入漏れがある場合は相談が受けれないとゆうことはわかっていますが、両親が欠陥住宅に関してあまり関心がないようなので内緒で私が、相談させていただきました。相談は本当に真剣ですのでお答えいただけるようでしたら、ありがたいです。

先ほど申し上げました計画が現在すすんでいるのですが、現在の家が売れないと次へは移れないのですが、次の家が現在すでに建設中なのです。これは、現在の家が売れなかった場合、業者はたぶん建売で別のところで販売するようです。こんな状態でも、今から第三者の業者さんをを入れてチェックを入れてもらう事は可能なのでしょうか?
しかし、部屋の間取りなどは既に、こちらの希望が一部取り入れられているようです。そこで、このような販売方法はよくある事なのでしょうか?この業者は、信用してもいいものなのでしょうか?

現在の家の私の部屋(2階)に、クローゼットがあるのですが、入居してビックリ!
クローゼットの半分が使用できなくなっていました。理由は、2階に上がる階段の天井が必要だからとの事でした。両親もこのことは知らなかったようです。1階の床も歩いていて、場所によって音が違うし、壁紙も変な所で継ぎ目が見えているし、壁紙の下の多分ボードだと思いますがすでに3年目にして盛り上がってきています。家の前の道路(国道ではなく、抜け道になっているような道です。)に車が走ると、家の電気が小刻みに揺れます。もしかして、欠陥住宅ではないのかと思ってしまいます。

以上の事から、両親はあまり欠陥住宅にはあまり関心がないようですが、私は、販売業者も、施工業者も信用できませんので、次に住む家はきっちりとした耐震性のある家に住みたいのです。特に、地震がきたときに耐えれるぐらいの。ですので、今からでも第三者の業者さんに入ってもらってチェックをしてもらいたいのです。本当は、土地質からチェックしたいのですが。土地は、もともと竹薮でその中に神社と池があった場所で、神社の周りの竹薮を伐採して宅地にしています。

そして、今回希望する場所ですが、もともとT不動産が販売していたエリアであり、その時は現在の家が売れたら、即建設できるように(間取り等決まっていました。)なっていたようでしたが、現在の家の販売もT不動産さんでやっていましたが結果的に3ヶ月程度オープンハウスなど行いましたが、売れませんでした。そして、現在の家を販売してもらえる期間を伸ばしてもらいましたが、すぐにT不動産さんの方からこれ以上オープンハウスをやっても販売できないとゆう事と、別のお客さんから土地だけでも販売してほしいと言われているとの事で、こちらは手を引かざるをおえませんでした。そして、その2,3日後に希望していた土地が、広告で募集されていたのです。

ところが、今回の希望する場所は前回こちらがT不動産さんのところで販売されていたエリアのところの物件だったのです。
T不動産さんで販売しきれなかった場所を別の業者が、販売しているものでした。別の業者とゆうのは、G不動産ですがこれもW不動産とゆうところも絡んでいるようです。はっきりした事はわかりませんが。
私は、家の購入に関しては直接業者と話をしたわけでもないのですが、客観的に見ていてとても不安です。

長い文章になりましたが、お答えいただける方がいらっしゃれば、幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
 yorozuの感想 HPを拝見させていただいて、本当に欠陥住宅が多いなと思いました。
どうして、こんない欠陥住宅や販売業者のトラブルが多いのかと思います。高額な金額の買い物でしかも一生住むかもしれない家なのに。

相談書に記入漏れがある場合は、受け付けできないとの事ですが、中には私のようにデータ−がはっきりわからない人もいるので、相談内容を読んで判断していただきたいと思います。
いくら、相談が多いからといって相談書だけで判断されるのはそれも手抜工事と同じではないのでしょうか?
アドバイザー 
茶屋 了 神戸の茶屋です。

両親はT不動産というブランドを信用してことを進めているように思います。
これだけの情報では問題ないのか解りませんが、先に物件を契約してから現在の不動産を売りに出すのは業界の通常のやり方ですが、ある程度売りに出して売れる金額をつかんでから資金計画を立てる方がいいと思います。
それに応じた無理のない物件を検討すべきではないでしょうか?

建て売りを購入する場合一番大切なのは敷地の状況です。地質がどうなのか?
盛土か切土か?現在の土地のように池の後では不同沈下を起こしますし、水が湧き出すこともあります。敷地の選択が一番大切です。

建売についてはあなたが心配されるように不安な要素が多いので、購入する前に充分第3者の専門家に見てもらって調査してからするのが一番いい方法です。

業者は建てる前に入居者をつけたがります。その方がリスクが少ないからです。
そんな先に契約して前もってプランから打ち合わせて立てるやり方をするときこそ第3者の建築関係者に監理を委託する方がいいでしょう。
 コメンテーター 
大内 彰 コメンテーターの大内です。

茶屋さんが言うように地盤は家を建てる上で非常に大きな要素です。立てる前に十分に調査して対応を決めて設計しなければなりません。設計は不動産業者が行うものではなく設計者が行うものなので「安全ですよ」という話を鵜呑みにするのは危険です。
また、KMさんが新しい家に住む住まないに関わらず欠陥住宅の危険性を感じていらっしゃるのでしたらそれを直接ご両親と話し合ったほうが良いと思います。失敗してからでは遅いのです。
 事務局から 
  荻原 幸雄 売れる前に他を購入する場合リスクがあることをご理解して進めてください。
売れる金額は相場というものがありますが、場所等によってはかなり下回る場合もありますので、その場合は自己責任で対応しなければなりません。

このような状況ではご心配だと思いますが、第三者の建築士を入れて現地で状況を確認してアドバイスをもらうことをお勧めいたします。
相談者お礼状 
 相談者お礼状 相談のお返事にご返答いただきました荻原様、神戸の茶屋様、大内様、
お忙しい中大変ありがとうございました。
ぜひ、ご意見を参考にさせていただきます。
 その後  
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