よろずWEB相談HEADLINE
No.0593 ピアノ置けない．エアコン用スリーブ位置どうしてくれる
| 相談概要 | [氏名] Ｈ.Ｙ [相談内容] 分譲マンションの瑕疵 [居住住所] 島根県松江市 [相談建物所在地] 島根県松江市 [職業] 会社員 [年齢] 39 [男性] on [構造] わからない [築何年ですか？] 築 1年以内 [何階建て] 10 [お住まいの階] 3 [延べ面積ｍ2] .70.87 [延べ面積坪] [工事請負金額] 2050 [様態] 分譲マンション [施工者] 大工（工務店） [マンションの総戸数] 40戸以下 [施工者名] Ｍ工務店 [販売会社名] Ａコーポレーション |
| 相談内容 | 先日私達の新居となるマンションが完成しました。M駅前に建つそのマンションは１０月７日内見会で１０月２０日引渡しでした。新居にはピアノを入れようと家族で話し合い商談時から(去年の１１月)セールスマンに確認して「大丈夫です」といわれていました。問題ないといわれていたのです。あと２週間で引渡しとなる内見会のときです。 それでもいちおうと思いピアノの据え置きの確認とあとパンフレットと余りに違う室内の仕上げの修正をお願いしました。 （パンフレット写真において エアコンの配線は全く露出して居ませんでした。） しかし当日になってみると、エアコン用スリーブは床４０センチのところにあけられており、壁のエアコンを取り付けるであろう場所から1m50センチ近く離れています。 また出窓の為、壁に段が出来ていて配管を真っ直ぐスリーブまで下ろすことができず５回近く向きを変えて付けなければならない為、取り付けの為壁にバンドとうで固定する必要があり壁を穴だらけにしなければなりません。配管カバーも考えましたが床上４０センチからの配管カバーは見苦しいの一言。 家具のレイアウト。生活時の住みずらさも考え、他の場所にスリーブ開け直して欲しいとお願いしました。 その後先方からは何の連絡も無く、２週間後の引渡しの時をむかえました。係の人が信じられない事を言ったのです。『ピアノは搬入できません』床の構造上できないとの事だったのですが、それならなぜ1年以上建った今頃いいだすのか。しかも内見会からも何も連絡しないで・・・子供もとてもたのしみにしていたのに残念です。 エアコンスリーブに関しては「他にはあけれません」の一点張り。では、出窓のサッシ横から穴をあけずに窓に取り付け用の部材と配管カバーを無償で提供して欲しいと言っても 何も返事がありません。しまいには係の人はとんでもないこと言い放ちました。 「(うちは)マンションはじめてなんで 次回は・・」 客をバカにしているにも程があります。良い対処方法を教えてください [業者の見解] 紙に必ず対処方法について連絡します。と書かせても何も連絡してきません。 [相談内容] ピアノについて賠償は請求できのるのか?? エアコン取り付けに際して、部材代金を業者負担とさせる事が出来るか? |
| yorozuの感想 | 素人にはなかなか分かり辛い事でも、良きアドバイスを頂ける力強い存在でいて下さい。 |
| アドバイザー | |
| 山口 雅克 | ピアノに関しては構造上なぜ置けないのか尋ねてみて下さい。 鉄筋コンクリートのマンションであれば、その理由はコンクリートの上に施工してある木造床の強度の事かもしれません。アップライト型のピアノだと思いますが、重量が４個の脚又はその下にある板に集中的にかかるのでそのように話をしたのだと思います。重量を分散できるようにしてピアノを置くか、床をめくって補強してもらうことになるでしょう。強く、要求をしてみてください。 エアコンスリーブも他に開けたくないだけの話のような気がします。部材代金を要求するよりも通常のマンションのようにスリーブを開けてもらう交渉をしてみましょう。 賠償やお金で解決するよりは要求をかなえてもらう方法で解決するのがよいと思います。進展しないようであれば、契約上の問題として別の手段を考えるしかないのでしょうか。 |
| 津村 泰夫 | 大阪の津村と申します。 ピアノの置けない床の構造というのがよくわかりません。コンクリート床であれば強度不足は考えられないと思いますし、床組がある場合で根太（床下地の桟木）が少ない場合であれば多く入れてもらえば問題ないと思います。 エアコン取り付け位置については具体的なことが不明ですが、適切な位置に取り付け、スリーブ穴を開けるよう要求されてはどうでしょうか。 管理組合はまだ出来ていないと思いますが、このようなマンションは他にも不具合が多々あると思います。第三者の専門家に一度見てもらい、初期不良を整理された方がよいと思います。 |
| 藤井 修 | 名古屋の藤井です。 ピアノは通常マンションでＲＣ造のスラブならば充分に設置可能です。床の仕上げが根太や・フリーフロアーなどの下地がある場合は、補強が必要になりますが、大丈夫です。 エアコンのスリーブに関しては、あまりお勧めはできませんが、孔をあけるスペースさえあれば梁部分は難しいのですが、壁ならばコア抜きであけることはよくあることです。 担当者の対応が良くないのであれば、いままでの経緯を含めて販売会社の責任者と話し合いをされれば、よろしいかと思います。 |
| コメンテーター | |
| 宮坂 英司 | コメンテーターの宮坂です。 各解説委員より意見がありましたが、構造的には（一部補強は必要かもしれないですが）ピアノの設置については問題ありません。床を剥がす事になるかもしれませんが、それでも難しい工事ではありません。 また、クーラーのスリーブ（孔）開けについても、（場所にも依りますが）後から工事をする事が不可能な訳ではありません。 打ち合わせの記録が取られていればこのような問題にならなかったとは思いますが、昔の事を後悔するよりも、もう一度販売会社と話し合う事が先決であると考えます。 |
| 事務局から | |
| 荻原 幸雄 | スリーブこのコア抜きは壁であっても構造的な検討が必要です。 他に可能かどうか施工に検討を依頼するとともに、床置きのエアコンも視野に入れてご考慮下さい。 |
| 相談者お礼状 | |
| 相談者お礼状 | |
| その後 | |
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