相談概要 | [氏名] B.O [相談内容:] その他 [居住住所] 大阪府枚方市 [相談建物所在地] 大阪府枚方市 [職業] 自営業 [年齢] 41 [男性] on [構造] − [築何年ですか?] − [何階建て] 2 [延べ面積m2] 150.1 [延べ面積坪] 45.67 [工事請負金額] 23,976,750 [様態] 建築条件付建売住宅(売建住宅) [施工者] − [設計者を選んだのは] − [監理者を選んだのは] − [確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] - [確認申請の為の委任しましたか?] - [確認申請書お持ちですか?] 無い。 [検査済書は有りますか?] 無い。 [お手持ちの図面は何枚?] 無い [打ち合わせ何回] 打合していない。 [床面積] 150m2以下 [施工者名] [販売会社名] M住宅販売 [設計者名] 知りません [監理者名] 知りません |
相談内容 | プラン変更可能な建築条件付、新築1戸建物件を何のプランも決めずに手付金を支払い、土地売買契約、工事請負契約を7/2に交わしました。手付金250万、工事請負契約時内金350万。 土地の売主は、当該物件の隣りにお住まいの方の会社(N?、おそらく不動産会社)です。 また、土地の両面(東西)が道路で高低差が4m程あり東側擁壁に堀込ガレージを700万で別途造成していただく口約束を交わしております。7/10 その後既に2週間以上が経ちましたが、一向に話が前へ進んでおりません。 当初、プラン図を3案提出するとのことでしたが、広告に出ていたプラン図を90度回転させただけのものが提出されました。玄関が西北から北東へ、水回りが北東から東南へ。 納得できず他のプランの提出を要求したところ、私にある程度のプラン図を提出してくれとのことでしたので早急に希望プランを5案提出しました。 その後土日で設計事務所が休みだとか、担当者が休みだとかで、こちらから連絡を取らない限り、M不動産からは何の連絡や報告が有りません。今週中の提出は無理との事。7/24現在ローン申請についても、このM不動産屋にすべて依頼している為、同じ く進んでおりません。 もちろんローン申請に必要書類は全てお渡ししております。 ローン特約は契約書に明記されておりますが、期限が8/10で今からでは間に合いそうにもありません。 営業マンは、前日でも期限延長は出来ますので、今直ぐしなくても大丈夫ですと言っておりますが不安です。 契約をするまでは、毎日のように訪問しに来たり連絡が有ったのですが、今では何の連絡も有りません。 [業者の見解] 業者の営業マンは、常に言う事がバラバラで的を得ません。 実は、土地の造成費用の件で知り合いの土建業者の方に相談したところ、その土建業者の方が「うちなら知り合い価格でやってあげるよ」との事で、一旦M不動産にも保証をしないという条件付で許可を得たのですが、ローン申請のため早く家屋の図面が引きたいとの事で、先に造成図面の提出を急がされたり、造成規制区域の為、申請や許可に手間取り、結局M不動産でお願いすることになりました。 そうなると今度は全く逆の、家屋の図面が引けないと、造成図面が引けないと言い出しました。 また、とりあえずローン申請用の図面は3日間あればできると言っていたにも拘らず、1週間以上経っても連絡が無かった為、問い合わせると建築申請用の図面で行くので時間が掛かってるとの事でした。でも、家の間取りすら未だ決まってません。 [相談内容] ローン特約の期限延長は、期限日の前日でも本当に可能なのでしょうか? M不動産が、何らかの理由で期限までにローン申請できなかった場合、もしくはしなかった場合、契約を白紙に戻して手付金及び内金の返金は可能なのでしょうか? このままの状態で放置しておいて大丈夫なのでしょうか? 今のうちに私がしておかなければならない事は何でしょうか? 無知無能な状態で、契約をしてしまった事に後悔しております。 今のところ主導権は、完全にM不動産に有ります。 |
yorozuの感想 | このような、よろず相談室に出会えたこと、本当に心強く思っております。 もし、本件の内容から、詳しい調査が必要となった場合、是非お願いしたいと思っております。 これからも、よろしくお願いいたします。 |
アドバイザー | |
津村 泰夫 | ローン特約というものがどういうものよくわかりません。あまり大した特約とは思えません。期限があるというのも不可解です。 住宅金融公庫の利用はできませんか? あなたが直接金融機関に問い合わせて確認、交渉するのが良いと思います。 契約書をよく見ていただきたいのですが、ローンが不成立になった場合には白紙に戻し手付け金等を変換する旨は書かれていませんか?書かれているケースが多いと思います。 家のプランづくりは住まい手だけでは不十分と考えます。必ず専門家(建築士)に相談され相互の創意をまとめ上げることで生まれてくるものと考えます。 家のプラン図を住まい手に書かせ、いざ建ってみるととても使いにくい間取りになってしまっているケースが良くあります。たとえば自分だけの間取りだけを考えてしまって、敷地境界まで45cmしかないのに、南側ということで大きな出窓を設置したのですが、建ってみると南側には20cmで隣家の風呂の窓があったケースがあります。 ローン申請にかかわらず、契約の白紙を考えられた方がよいのではないでしょうか。 手付け金等の全額の返還は無理かもしれませんが、第三者の建築士に委託され、きちんと業者選定をされた方が手付け金等分くらい以上に安く良い業者に出会え、あなたが一生快適で満足できる家造りが出来ると思います。 今からでも遅くはありません。あなたの信頼できる設計監理者を選定し、委託することでしょう。 |
コメンテーター | |
長谷川 明弘 | 私もローン特約と言うものがわかりませんので、期限延長等のお話にはお答えできません。 解約時のお金のことに関しては、もう一度契約書をしっかり読んで確認をしてください。 このままの状態で放置しておいても無駄な時間が過ぎるばかりですし、下手したら色々うやむやにされる可能性だってあります。 図面もないまま、契約そして手付け金や契約の内金を支払ったのが、まずかったと思います。と言っても今さら遅いので、とにかく打開策を見つけましょう。最悪は弁護士等に依頼する方法も考えなければなりません。 とにかく頑張って今の状況から抜けだせるよう頑張りましょう!! |
事務局から | |
荻原 幸雄 | 今からでは契約書をよく読み、弁護士に相談しておくのもよいでしょう。 再三、お伝えしていますが、工事請負契約は図面がなければ「絵に描いた餅」です。 悔やまれますが、解約の方向で考えたほうがよさそうです。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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