相談概要 | [氏名] O.T [相談内容] 建売住宅の瑕疵 [居住住所] 神奈川県横浜市神奈川区 [職業] 会社員 [年齢] 36 [男性] on [構造] 木造(在来工法) [築何年ですか?] 工事中 [何階建て] 2 [床面積] 100m2以下 [様態] 建売り住宅 [施工者] 建設会社 [お手持ちの図面は何枚?] 5枚 [打ち合わせ何回] 1回 [施工者名] I建設工業 [販売会社名] 施工者同じ [設計者名] Kプランニング [監理者名] Kプランニング |
相談内容 | [現象] お世話になります。2件あります。 1、布基礎の逆T字部分をスペース削っています。 2、写真はカット前ですが、コーナー部分のアンカー2箇所、ホールダウン金具2箇所あるうちホールダウン金具の1箇所が布基礎すぐ上で切断されてます。(今発見、明日写真撮ります。) コーナーは、アンカー2箇所、ホールダウン1個所の金具止めになる。これでよければ、なぜ2箇所つけたか?やはり大工さん手抜き? [業者の見解] 1.については、写真見せて担当営業にクレーム。工事担当知らず、水道の下請け勝手にやったとのこと。すぐ直す(配筋も見えてるのでコンクリートかぶせるらしい。現在土かぶしてるのでほんとか?心配。) 2.については、ほんと今見たばかり相談しておりません。 [相談内容] 2、については写真が撮れてませんが(カット前の写真有り、現在布基礎、パッキン、土台がのってる)せっかく作ったコーナーのゼンネジをカットするなら、はじめから作らなければと思いますが、もしかしたら、コーナーは両方立てて片一方のみ使うのですか? 補足:すべてのコーナーに(写真参照)アンカー用、ホールダウン用合計4箇所ゼンネジあり、そのうちホールダウン用がすべてのコーナーカットされてる。土台と布基礎の間のパッキン横にカットしたねじが目視でわかる。公庫の仕様書では、細かいことは判断できません。 何卒アドバイスお願いします。 |
yorozuの感想 | いつも勉強になります。ほんと家は車と違います。今後も全国の家を考える人々にご指導お願いします。 |
アドバイザー | |
中川 雅実 | > 1、布基礎の逆T字部分をスペース削っています。 施工者は、コンクリートで現状回復と言われているようですので、既設のコンクリートを湿潤(良く濡らして)し、補修コンクリートと密着するようにして下さい。 > 2、写真はカット前ですが、コーナー部分のアンカー2箇所、ホールダウン > 金具2箇所あるうちホールダウン金具の1箇所が布基礎すぐ上で切断されてます。 ホールダウン金具(H.D)は、地震や台風により筋かいに軸力が働き、筋違いからの分力による柱の引き抜き力に対して働きます。 引き抜き力は、建築基準法施行令第46条に基づき計算され、必要金物(H.D等)が決定されますので、設計図書・確認申請書がどの様になっているか?確認しないとお答えできませんので、関係書類を準備されお近くの第三者建築士に相談されることをお勧めします。 |
コメンテーター | |
善養寺 幸子 | 建築条件付き建売や設計施工の場合、専門知識を持って味方になってくれる建築士が自分の側にいませんから当初から第三者の監理者をたてて、設計図を見てもらったり現場の検査を行ってもらい解説を受けながら工事を進める事が、安心でありリスクを減らす良い方法だったかと思われます。 心配の様でしたら今からでも第三者の建築士の方に依頼して、設計内容を見てもらったり現場の調査を行っていただいたらいかがでしょう。問題があるとすれば、工事が進めば進むほど戻りは大変になりますから早めの対処が重要です。 |
事務局から | |
荻原 幸雄 | 図面を見ませんとホールダウンが必要なものか、判断できません。不要な場合(この場合別な金物が必要です。)も1本必要な場合も2本必要な場合もあります。基礎に関しては提携している設備業者でしょうから、これくらいのことを平気でやってきたのでしょうか?そうであるならば、この施工業者の品質管理はしれたものですね。鉄筋も切断されているようなので、適切な方法で復旧することが肝心です。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | 萩原様および担当者様 毎々お世話になっております。このたびアドバイスありがとうございます。 メールのあと現場監督と直接話が出来ました。 |
その後 |
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