相談概要 | [氏名] YO [居住住所] 岡山県岡山市 [相談建物予定地] 岡山市 [職業] 主婦 [年齢] 29 [女性] on [構造] わからない [設計者はどなたに依頼しますか?] 特に決めていない。 [何階建て] 2 [様態] 注文建築 [施工業者はどちらに依頼しますか?] 特に決めていない。 |
相談内容 | 現在の希望がアメリカ輸入住宅です。信用のおけそうな輸入住宅会社をみつけました。そこの説明はまず輸入住宅を造ることのできる大工さんを教育することから始めたとおっしゃって大変自負があるようでした。 ところが元ハウスメーカーの営業をしていた友人から輸入住宅は長持ちしないという話を聞きました。大工仕事に関しては会社によってやはり差があるように思いますが、輸入建材自体がダメなように言われると考えてしまいます。実際のところはどうなんでしょうか? また私の父が不動産をしていて知り合いの建築家と工務店を勧めます。建築家の方でも輸入住宅風の家を造れることはわかっているのですが、輸入住宅を考えていただけになんとなく尻込みしてしまいます。その建築家の方は輸入住宅風の家を造ったことはないようなので余計不安です。 気に入った輸入住宅の会社をみつけただけに悩んでしまいます。客観的なご意見をいただけると幸いです。よろしくお願い致します。 |
yorozuの感想 | このホームページを発見できて良かったです。 |
アドバイザー | |
山口 雅克 | YOさん、その輸入住宅のどこが気に入ったのですか。まず、それを明確にしましょう。 デザインですか、コストですか、建材の性能ですか、間取りですか?家とは生活 空間器ですから、それを第一に考えることが大切です。 輸入建材は日本語が話せない(日本の気候の中で育っていない)でも、寒冷地には強いみたい、というのが私の印象です。 父上お勧めの建築家の技量はわかりませんが、輸入住宅の間取りを考えてもらい、工事監理をお願いするのも一つの方法です。空間設計と工事の善し悪しは別ですよ。輸入建材の性能や耐久性に関しては気にする程のことはないと思いますが、建具や流し台などのパーツにトラブルがあったときのメンテナンスの継続性があるかどうかを確認しましょう。 |
高尾 正範 | まず相談者の心配は施工業者の施工特性の問題でしょうか。輸入住宅の形態、機能について特別な差があるのでしょうか。近年の施工方法は多様化しているため特別の工法もいろいろと出てきているようです。しかし、一般に輸入住宅といっても現地のものをそのままにといったわけで無く、日本の気候風土に合うように各社アレンジされていると思いますので、そのあたりを今一度確認されてはどうでしょうか。 住まいは一人一人住まい方が異なります。家造りに限らず物事、最終は本人の満足感が大切だと思います。自分の生活観に合った設計者であれば少なくとも満足感の度合いが増してくると思います。相談者の場合自分の住まい造りでありながら父親からのアドバイスがかえって足かせとなっている観が伺えます。 今一度原点に返り、何を重視した家造りなのか等、テーマーを持った家造りを考えられてはどうでしょうか。相談者の意図する輸入住宅風を設計者につたえることさえ出来れば相談者のお父さんの言われる知り合いの方で施工といったことも可能かと思われます。施主、設計者、施工者の歯車のかみ合いが家造りの満足感を左右します。以上御参考ください。 |
コメンテーター | |
堀住 勝雄 | あこがれの理想にぴったりの家が見つかって、恋愛に例えればCrazy for you.の状態に見えます。輸入住宅がいけない点は私には挙げられませんが、向こうの生活を基本に設計された物ですから(日本に合うようアレンジされているとは思いますが)どこかで違う点があるのかもしれませんし、またそこが魅力なのかも知れません。「カナダ人はいい人ですか、」と聞かれても答えようがないことと同じです。ひとつ深呼吸をしてクールに考えて下さい。 ほんとうにこの人(家)と結婚してもいいの?一生暮らしていけますか。 |
事務局から | |
荻原 幸雄 | 国際結婚もいいものです。でも、あちらの風習にある程度、ご自分も合わせる必要もありかもしれませんね。後で、こんなに生活習慣が違うと思っても離婚するのに手切れ金がたかくつきますので、ご自分の育った環境や風土とあちらの環境や風土や風習を学んでからでも遅くないと思います。車は世界標準ですが、家はどうしても風土特性が影響しますので、その辺、確りと掴んでから行動しましょうね。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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