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一般社団法人建築よろず相談支援機構

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よろずWEB相談HEADLINE

No.0489 配管からコンコンと壁か何かにぶつかるような音

 相談概要 [氏名] T・U
[ふりがな]
[住所] 京都府向日市
[職業] 会社員
[年齢] 29
[男性] on
[構造] 鉄筋鉄骨コンクリート造
[築何年ですか?] 築 3年以内
[何階建て] 7
[様態] 分譲マンション
[施工者] 建設会社
[床面積] −
[マンションの総戸数] 100戸以下
 相談内容 [現象]
上階の水が流れる際、配管からコンコンと壁か何かにぶつかるような音がしてきます。
本現象は季節的変動があるようで、11月くらいから3月くらいの寒い時期に発生し、気候が暖かくなってくると全く音がしなくなります。

音の大きさは朝、目が覚めるほど大きいときもあります。
また、水の流れる音(トイレの音?)も暖かくなるとほとんど聞こえなくなります。
水が流れる音は我慢できても、コンコンという音は不規則に比較的大きい音を発生するため、我慢ができません。
音の聞こえる場所はおそらく洗面台とお風呂の間にある配管が通っているところかららしく、壁に耳をつけると振動するのが解ります。

[業者の見解]
2年目の定期点検の時に業者に見てもらいましたが、時期が5月と暖かくなってしまっていて、音が発生しなくなっていたことと、中を見てもらいましたが、よくわからないとのことでした。
ひょっとしてその人の知識が無かっただけかもしれません。

[相談内容]
なんとか修理をしてもらいたいのですが、来ていただいても、タイミングよく音がするかわかりません。
また、前回きた担当者は営業っぽく、今までに経験がないといっていました。
また、見た目でわかるような問題ではなく、大変難しいようです。
なんとか、業者に本気で対応させるには、どうすればよいでしょうか。
アドバイスをお願いいたします。
 yorozuの感想 相談できるところがなく、本当に助かります。
アドバイザー 
木津田 秀雄  その音は、配管が熱により収縮するときに木軸と擦れて出る音と思われます。ほんの少し触れてるだけで(まあ、ほんの少しだからでしょうが)排水の温度によって配管が伸縮して木軸と擦れて動き音が出るそうです。温度変化の大きい冬季に発生して、夏には音がしないということも多いようです。

 音の原因がすべてこの件だけではないかもしれませんが、「コンコン」という音の場合は間違いないでしょう。対策は排水管の通っている部分のパイプスペースの廻りで音の出ている木軸部分を削るだけです。
 コメンテーター 
高尾 正範 解説のような原因が確かに考えられます。問題解決策として先方からの回答が得られないなら、第三者の方に調査を依頼し、交渉をされてはと思います。建物は生き物、不具合はどこか生じる事が多いものです。しかし、対応により改善可能な限り、気持ち良く対応してほしいものですね。
 事務局から 
  荻原 幸雄 季節ものの現象ですが、業者は知っていると思います。
これを知らないのはもぐりの業者でしょうから、知って知らない振りをしているのでしょう。
相談者お礼状 
 相談者お礼状
 その後  
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