相談概要 | [ 氏名 ]Y.S [ 住所 ]京都府 [ 職業 ] 会社員 [ 年齢 ] 36 [ 男性 ] on [ 構造 ]木造(2X4工法) [ 設計者はどなたに依頼しますか? ]建設会社の建築士 [ 何階建て ]2 [ 様態 ]建売り住宅 [ 施工業者はどちらに依頼しますか? ]中堅建設会社 |
相談内容 | [ 家づくりの相談内容 ] 建売住宅を10月末に購入することになりました。引渡しのチェックをするための見学会が10月初めにあります。 しかしながら、どんなところをチェックすべきかわかりません。今のところ、設計図面通りに物があるかどうかをチェックしようと思っています。よく、家が傾いていないかビー玉を床においてチェックするといいと聞きますが、やはりそんなこともした方がよいのでしょうか? 専門化のアドバイスを頂きたくメールをさせていただきました。とても小さなことかもしれませんが、ご指導の程よろしくお願いいたします。 |
yorozuの感想 | MSNの検索でここのHPを探しました。キーワードは家、見方でした。 家はとても大きな買い物です。素人にとってとてもわかりにくく、とてもナイーブになります。 家に関するキーワードなら、かならず、ヒットするようにしていただけると助かります。 |
アドバイザー | |
荻原 幸雄 | 図面とおりのチェックすることは大切です。 できる限りご自分でもご確認ください。 家ができるときは図面と照合してくれる筈の監理者がいますので先ずは、監理者とお会いして、どの図面で監理したかご確認ください。 監理者は確認申請書に監理者の連絡先が記載されていますのでそれでご確認ください。 仕上や設備はご自分達でもある程度確認できますが、構造的な部分は隠れてしまっているので確認できません。 これら構造的な部分は『監理がちゃんとされているか?』が大きい要素です。 そのためにはこの建物の監理者の姿勢が重要です。 『しっかり監理された家か?』それを確認するために監理者と合い、図面の説明と監理した内容を確認して施工途中の写真があると思いますのでそれを見せて戴いて説明を受けましょう。 それが何より大切なことです。 |
コメンテーター | |
木津田 秀雄 | 本来は監理者は建築主が選定するものです(建築基準法でもそうなっています) 今回の建て売り住宅の建築確認申請での建築主が分譲主であったのか、ご自身であったのかは分かりませんが、すくなくともこの建物を監理する責任を持った人が確認通知書には記載されていますので、一度確認して見てください。その人が実際には監理を行なっていなければ、誰も監理をしていなかった可能性が高くなります。 その際には既に隠蔽された部分については、壊さなければその可・不可は不明です。 これから専門家に依頼して検査を行なっても、隠蔽部分まで見透すことはできませんから、表面や浴室の点検口などから見るしか方法はありません。 ちなみに専門家はビー玉が転がるかどうかを欠陥の有無の判定には使いません。 床は水平に張られるに越したことはありませんが、本当に大切なのは基礎がきちんと造られているか、地盤はどうだったのか、木材や筋かい・緊結金物などは正しく取り付けられているのか、決められた釘の間隔は正しいのかなど構造面にあると思います。 これらを今から調べるのは難しいのが本当のところです。どうしても確認したいのであれば、見える限りにおいて納得のゆくまで施工者に聞かれるか(施工中の写真などを撮っているかもしれません)専門家の協力が必要だと思います。 |
事務局から | |
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相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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