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一般社団法人建築よろず相談支援機構

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よろずWEB相談HEADLINE

No.0445 2世帯住宅を建設したい

 相談概要 [ 氏名 ] A.S
[ 住所 ] 愛知県名古屋市   
[ 職業 ] 専業主婦
[ 年齢 ] 34 
[ 女性 ] on 
[ 構造 ] わからない
[ 設計者はどなたに依頼しますか? ] 特に決めていない。
[ 何階建て ] 3        
[ 様態 ] 注文建築
[ 施工業者はどちらに依頼しますか? ] 特に決めていない。
 相談内容 [ 家づくりの相談内容 ]

近い将来、父と同居するため2世帯住宅を建設したいと思っています。そこでいつかの問題点、疑問点がありますので教えていただけたらと思います。

1、まず、土地の問題です。現在 土地が2ヶ所あり、1ヶ所は父と兄と私で、もう1ヶ所は兄と姉で所有しています。ところが私の所有しているほうの土地は事情があり家を建てることができません。それでもう一方の土地に家を建てたいのですが、私と姉の名義をとりかえることは可能でしょうか?またそれにはどのような手続きが必要でしょうか?(ちなみに姉と私が所有してい土地は母からの遺産でほぼ等価値だそうです。)

2、次に、その土地に今築30年近い家(父が所有)が建っているのですが、それを大改築するか、取り壊して新築するかで迷っています。その後の税金もかり違うとのことですが どのように違うか教えてください。
 
3、最後に、家の建設費ですが、私は専業主婦、父は退職しているので私の主人がローンを組むことになると思います。そうなると建物については主人の名義になるのですか?また、土地の所有者に対して何か手続きが必要でしょうか?
 yorozuの感想 いま 上記のような問題を抱えている身にとってこのようなHPは大変ありがたです。
アドバイザー 
久保田 英之 よろず解説委員の久保田です。

御質問頂いた内容が、私共建築士の専門分野と違い、概略的なお話しか出来ません。

 お姉さまとの土地名義の変更ですが、両者が納得いけば可能だと思います。
但し、建物が建てられる土地と建てられない土地と書いてありましたがどういう状態か解りませんので等価交換できるのかは私では解りません。
保存登記等の業務は司法書士が行っておりますので、そちらで御相談下さい。

 築30年の建物を改築するか新築するかで税金の違いの事をお聞きになっていますが固定資産税や不動産取得税等についての御質問かと判断しました。
両者とも評価額を元に税金が決められています。
修繕か改築かでも考え方は変わってきますが、相談者の場合は”改築”となるでしょう。
そうなると、古い材料(古材)と改築した材料(新材)を考慮しながら新しい評価額か決まります。
もちろん、そこから固定資産税がはじき出されますし、不動産取得税に関しても旧と新の評価額の差額から税金が算定されています。
結論からいいますと、新築であれ改築であれ平等にあなたの財産を評価し税金がかかる仕組みになっています。

 しかし、税金よりももっと大切な事があります。
それは、相談者がこれからどういう生活をして暮らしていくのかと言う事にあわせた改築の方法もあるからです。
改築といっても大・中・小・・・様々です。
それには現在の住宅の基本構造の状態を見極めた上で工事の方法を決めるべきです。
その方法を誤ってしまうと、工事費が安くても結果的に高いお金の出費になりかねません。
それには、家族同士の話し合いも大切ですが専門家(建築士・施工会社等)の意見も聞き総合的に判断して下さい。

 御主人がローンをかかえても、名義は共有にする事は出来ます。
奥様に関しては、共有の財産なので問題もないかと思いますが、その他の方ですと理由づけも必要かも知れませんので詳しくは税理士・司法書士等に御相談下さい。
 コメンテーター 
堀内 啓介 久保田解説委員の解説を参考に税理士、司法書士への相談もしてみてはいかがでしょうか。
 事務局から 
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相談者お礼状 
 相談者お礼状
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