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一般社団法人建築よろず相談支援機構

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よろずWEB相談HEADLINE

No.0342 金物の取付け方法に疑問

 相談概要 [氏名] T.Y
[相談内容] 注文住宅の瑕疵
[住所] 長野県上田市
[職業] 会社員
[年齢] 34
[構造] 木造(その他)
[築何年ですか?] 竣工後半年以内
[何階建て] 2
[態様] 注文建築
[生産者] 中堅ハウスメーカー
[設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。
[監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。
[確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。
[確認申請の為の委任しましたか?] 覚えていない。
[確認申請書お持ちですか?] 解らない。
[検査済書は有りますか?] 有る。
[お手持ちの図面は何枚?] 5枚
[打ち合わせ何回] 10回以下
[床面積] 200m2以下
 相談内容 SのO仕様で新築しました。

知人から小屋組(束立て)の構造について、「梁と束の金具は両面にないといけない」「たる木と梁は2本の釘が打ち込まれていないといけない」と言われました。
確認してみると、金具は片面しかありませんでした。

そこで、Sに問い合わせるとともに、住宅普及協会から枠組み壁工法仕様書を取り寄せました。
Sの回答は、「仕様通り、マニュアル通りです。問題ありません」との回答でした。
仕様書には、柱立て金物もしくは合板ガセットにより両面から、とあります。
金物は、帯金物が片面だけでした。
たる木は、上端と下端は片面にひねり金物、途中は釘1本で梁に固定でした。

現在、S本社にも問い合わせていますが、業者間でもみけされてしまいそうです。
このような仕様は、存在するのでしょうか?
問題ないのでしょうか?
 yorozuの感想
アドバイザー 
我伊野 威之 この家は、工業化認定を取得している工法で建てられていますので、住宅普及協会の枠組み壁工法仕様書や一般の仕様書に準じて作られていません。認定工法の仕様書に準じて作られています。

ですので、認定工法の仕様書通りに作られているか確認して下さい。
この仕様書は、設計図書や竣工図等の成果品として建築主に渡される物ではない様です。このハウスメーカーに確認したところ、「仕様書は渡せないけれども閲覧は出来ます。」と言っていましたので見せてもらってください。

なんで、ハウスメーカーは仕様書を建築主に渡さないのでしょうか?不思議ですね。細かく見られたくないのでしょうか?
 コメンテーター 
 事務局から 
  荻原 幸雄 認定工法なのでハウスメーカーの仕様を見なければなんともいえませんが、コピーは貰えると思いますので聞いてみてください。
もし、閲覧だけというのであれば、閲覧できてコピーできない理由を聞いてみてください。
コピーできなければ、写しとることは可能な筈です。写しとることとコピーが駄目の理由も分からないですが、少なくとも閲覧はしてください。
相談者お礼状 
 相談者お礼状 適切なアドバイスをありがとうございました。
早速問い合わせることにいたします。
 その後  
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