相談概要 | [氏名] H.K [住所] 福島県田村郡 [職業] 教師 [年齢] 40 [構造] 木造(2X4工法) [築何年ですか?] 工事中 [何階建て] 2 [様態] 注文建築 [生産者] 大手ハウスメーカー [設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。 [監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。 [確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。 [確認申請の為の委任しましたか?] 覚えていない。 [確認申請書お持ちですか?] 解らない。 [検査済書は有りますか?] − [お手持ちの図面は何枚?] 3枚 [打ち合わせ何回] 3回 [床面積] 150m2以下 |
相談内容 | 基礎と床についての相談です。現在上棟終了近くなってきましたが、トラブルがあります。計画の段階から営業は床下が10センチ程あく、べた基礎のような基礎だと説明していました。勧めたのは丈夫であると言うことでスーパー基礎というメーカー独自の基 礎でした。しかし出来上がってみると真っ平らな、丁度コンクリートの豆腐のような基礎でした。基礎が出来て営業に立ち上がり方を確認すると、即答出来ず設計図を出してきて床は直貼りですねと自信なく言いました。 それからコンクリ−トへの直貼りについて情報を集めだしました。福島県は気温の年較差や日較差の激しい夏場は湿度の高い地域です。年に何度かはフェーン現象でコンクリートの建物が汗をかくことを経験しています。 その基礎は周囲は布基礎と同じように鉄筋が入っています。そして中央部分も鉄筋が細かく張ってあり断熱材と防湿シートの上に生コンクリートが流してあります。また周囲は20ミリの断熱材が入っています。準寒冷地仕様と言うことで外壁には防湿シートや公庫基準を上回る断熱材を入れるそうですが床はコンクリートへ12ミリの床材の直貼りを考えていたそうです。「冷え・表面結露・内部結露・クッション性」を考えると非常にバランスの悪い設計で、高断熱とは言えないと思うのです。 メーカーと話し合いを持ち始めて2週間になりますが、最初は直貼りは冷えると言っていたのですが、(感覚的であることや比べきれないことは私も判っていますが)熱貫流率を示し布基礎より保温が良いと言い出しました。それでも20ミリの断熱材を入れるようですが・・・・。 企画住宅に注文で掃き出しを付け、1階には3カ所の掃き出しがあります。布基礎ならば出来たそうですが、最初の12ミリの直貼りの時は67ミリものまたぎがあったことを今回の問題で初めて知らされました。営業には縁側が理想でそこに腰を下ろして外と一体感を感じたいと話して来たのに67ミリの段差には驚き、がっかりしました。構造上サッシは下げられないようです。 防水加工のためだそうです。掃き出しとは80ミリも段差があっても言うのですね。 現在、またぎの高さを考えると床に断熱材を入れ幾分解消し、天井の下がりは仕方ないかと考えていますが非常にいやな気分です。(またぎの事を考えると40ミリ以上の断熱材を入れたいと思いますが天井が・・) 床は技術(監督)は冷たいだろうなと思ったそうです。施工主が納得の上でと言うことで進んだそうで。蓄熱式の床暖を抜いたのですが、そこで布基礎にすればと私も勉強不足を反省しています。 蓄熱式の床暖を抜いた理由はガスであり、営業に燃費や効果を聞いても明確に答えられなく、それはどのものではないと言うばかりでした。ならばその分を他の暖房などに当てた方が良いと考え標準設定ではありましたが床暖を外し、値引きをしてもらいました。 例え床暖があったとしても、結露や弾力性の問題を考えると直貼りには納得出来ません。 天井も輸入住宅で低いのも気分の良いものではありません。気にならない程度があると思うのですが自分でもよくわかりません。 挙げ句の果てに屋根のスレートの色を間違えて張り直しです。私が途中(半分以上)で指摘しなければ全部張っていました。シートを2重にして釘穴に対応するそうですがいやな気持ちです。 直貼りの問題・天井が低くなる事への補償・掃き出し・屋根の張り替えについてアドバイスお願いします。 床を上げて、またぎを少なくしたいけれど天井が低くなります。これが現在の対応策の問題点です。メーカーは営業の非を認め天井が低くなる分付加工事(エアコン)を負担すると言いますが程度の折り合いがつきません。 コンクリト面から天井の根太迄が2450ミリです。天井の石膏ボードは12.5ミリ、サッシの高さがコンクリート面から80ミリです。 |
yorozuの感想 | ー |
アドバイザー | |
荻原 幸雄 | 直貼りの問題については図面を見ませんと正確なことは述べられませんので控えますが、今できることは十分に断熱材を隙間無く充填してもらう施工をすることに注意が必要です。 ・天井が低くなる事への補償 これは民事ですので、当事者同士よく話し合ってください。 ・掃き出し 掃出し窓は腰壁の無い窓を言いますから、これが掃出しと言えるかどうか疑問ですね。サッシそのものは掃出し窓ですが、その通り納まっていなければ掃出し窓を使ったただの窓といえるかもしれません。メーカーの場合標準の納まりが決まっているはず ですので、何故この納まりになったかです。下請け業者が間違ったのかもしれません。監督の「冷たいだろうなと思った」とする発言から通常の仕様じゃないようですね。 解体撤去を求めて一から施工を依頼してみてはどうでしょうか?応じないとは思いますが。 ・屋根の張り替え 特に問題はありません。 通常の仕様じゃなさそうですが、その理由を聞いてみてください。 図面も掃出しが67mm上がってましたか?通常はこんな中途半端な納まりはしないので図面を後から変更でもしたのでしょうか? いずれにしても、確認申請の役所の印の押された図面で確認ください。 |
コメンテーター | |
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事務局から | |
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相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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