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よろずWEB相談HEADLINE

No.0337 外壁材のメリット、デメリット

 相談概要 [氏名] U.K
[住所] 兵庫県神戸市
[職業] キリスト教会牧師
[年齢] 33
[希望構造] 木造(在来工法)
[どちらに依頼しますか?] 建設会社の設計監理
[何階建てを希望] 2
[予定床面積] 120m2以下
 相談内容 もしかするとこの質問はこのホームページの意図から離れているかも知れません。そのときはご勘弁下さい。
外壁材のメリット、デメリットについて、質問したいと思います。

タイルなどの外壁材がやはり、性能とするとよいと思いますが、コスト的には、やはりサイディングが良いとききました。窒業系サイディングがもっとも普及度が高く、最近はALCという発泡コンクリートも良く使われていると聞きました。

ALCは断熱性、耐久性、に優れていると聞きましたが、外壁内に水がたまりやすいと聞きました。それは本当でしょうか。それぞれにメリット、デメリットがあり、一概に何がよいということはいえないと思いますが、どんな、メリット、デメリットなのか、教えていただけたら幸いです。
 yorozuの感想
アドバイザー 
長谷川 明弘 タイルが性能では良いと書かれていますが、タイル自体が性能が良いとしても、では目地はどうなるのでしょう?きっちりした施工をしなければタイルの剥離もありますし、目地がひび割れているなんて言うのはざらに有ります。

サイディングも価格でピンからキリまであります。ローコストなサイディングはそれなりだし、セメント系のサイディング、中にはタイルと同じ素材のサイディングまであります。(私個人的には性能だけで言いますとこれがお薦めです、しかし価格が・・・・)
普及度のお話をするとやっぱりサイディングでしょうね、最近のローコスト住宅はほとんどローコストのサイディングを使用しているようですね。

ALC板は材料単体としては基本的に水は含みやすいですね、一般的にALC板は軽量気泡コンクリートと言われています。しかし、しっかりした施工(この場合塗装とシーリングになりますね)をすればそんな問題は無いでしょう。
ALC板自体は気泡が中にいっぱいあるので断熱性能も他のサイディングよりは有るはずですので、コストパフォーマンスには優れていると思います。出来れば100ミリ厚のものぐらい欲しいですね。
中に水がたまりやすいとの質問も結露対策さえしっかりやれば問題ないでしょう。

結論としては、結露対策と水の進入を防ぐ工事をしっかりすればどの材料も問題はないはずです、あとは好みの問題でしょうね。
 コメンテーター 
 事務局から 
  荻原 幸雄 材料の選択の質問ですが、材料そのものの比較をするならば、カタログを取り寄せて見れば済むことですが、大切なのは長谷川解説委員も答えていますが、タイルの場合の目地処理の方法等総合的に判断しなければいけません。納まりや使い方、耐用年数、メンテをどれほどするかなどです。詳しいことは設計者にお聞きください。その設計での総合的判断ができるのは、その設計者しかいませんので。
相談者お礼状 
 相談者お礼状
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