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一般社団法人建築よろず相談支援機構

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よろずWEB相談HEADLINE

No.0328 1度濡れてしまった材料は

 相談概要 [氏名] T.B
[住所] 静岡県清水市
[職業] 会社員
[年齢] 28
[希望構造] 木造(2X4工法)
[どちらに依頼しますか?] ハウスメーカーの設計監理
[何階建てを希望] 2
[予定床面積] 120m2以下
 相談内容 現在2×4工法で建築中です。施工中の雨を極力避けるためこの時期に建築を開始したのですが、今年は雨が多くその度に工事が中断してます。先日、土台引きが始まったのですが雨が降り出した為途中で工事が中断しました。(施工業者は良心的で雨中の無理な工事はしません。)

この時に工事を中断したとはいえ加圧注入処理した米ツガの材料がかなり濡れてしまいました。
そこで質問なのですが、

1.1度濡れてしまった材料(3日後でも見た目や触感は明らかに濡れてる)を十分な乾燥期間を設けず、そのまま施工して精度(そり等)などで問題はないのでしょうか?
   
2.雨にさらされる事で防腐処理の薬品が濡れ落ちてしまい効力を失う事にならないのでしょうか?本来土台の材料としてはあまり適さない米ツガ材を薬品処理して使用してるのでとても不安です。

以上宜しくお願いいたします。
 yorozuの感想
アドバイザー 
堀住 勝雄 回答1、この段階でしたら精度の問題はほとんどありません。今後床パネルの上に水が溜まるような事態は避けたいものです。

回答2,本来防腐処理は永遠のものではありません。雨により防腐効果の期間は多少短くなったかもしれませんが基礎の高さや床下の換気、防湿対策等を確実に施工することが肝心で防腐処理は補助的と考えるべきと思います。
 コメンテーター 
 事務局から 
  荻原 幸雄 もともとの含水率の低い木材を使っていれば、表面が濡れても直ぐに乾燥するので大きな変形になることはありません。
問題は雨に濡れることではなく実際の材が含水率の低い材を使われているかをどう確認するかです。
相談者お礼状 
 相談者お礼状
 その後  
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