相談概要 | [氏名] K.Hさん [住所] 岡山県津山市 [職業] 会社員 [年齢] 32 [構造] 木造(その他) [築何年ですか?] 工事中 [何階建て] 2 [様態] 注文建築 [生産者] 大手ハウスメーカー [設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。 [監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。 [確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] 受けていない。 [確認申請の為の委任しましたか?] 覚えていない。 [確認申請書お持ちですか?] 無い。 [検査済書は有りますか?] 無い。 [お手持ちの図面は何枚?] 30枚以下 [打ち合わせ何回] 20回以下 [床面積] 200m2以下 |
相談内容 | 建築図面の土地の寸法が、600ミリ誤差があることで御相談いたします。 9月に地鎮祭を終え10月に着工しました。基礎が出来た時点で道路側玄関前及び駐車場を見てみると、思ったより狭いことに気づき計測した所、図面に記載されてある寸法より600ミリ狭いことが解りました。そこでメーカに連絡した所、設計者が実際の土地の有効寸法を図っているのにも関わらず、土地の測量図を本に建物の図面を書いてしまっていました。 その後着工したにもかかわらず、現場責任者は道路側有効寸法を確認せず、基礎を作りました。その担当者も私が連絡するまで、きずいていませんでした。土地は東西に長い長方形の形です。東側が切土でよう壁が4mあります。土地境界がよう壁の上にあるので、よう壁の厚み+傾斜=600となっています。この事により当然家の前に計画していた、駐車場は横並び2台分が出来無くなり(有効5500ミリ取れない為)外構計画も大幅に変更となりました。 そこでメーカ側はなんとかこのままで家を建ててもらえないかと言ってきました。私は今の現状で建てるのであれば、必ず駐車場を3台取れるのであれば工事を進めても良いと言いました。その条件で11月中旬に上棟式をしました。敷地前の道路は北境界から南境界まで勾配が1400ミリあり、(家の敷地を0とした場合)よって南側境界線まで土地を掘ることになります。今までは掘る位置が家の基礎までいたらなかったのですが、今回の件で家の南側Lの形で2700ミリ奥に掘り込むようにするとことになりました。 そこで心配なのが基礎から800ミリあけて、Lの形で掘っても基礎及び構造体に影響が無いのでしょうか。しかも堀工事は宅地開発規制法の関係で建物検査後、着工するのです。工法に付いては、掘った面に対しブロックで土留めをするやり方だそうです。庭だった部分に対しては、堀車庫にし、屋根部分庭として使えるようにすると提示してきました。 そこで御相談したいのは、メーカ側の過失に伴う外構の費用を負担させることが出来ますか?堀工事に対して、構造体は耐えることが出来るのでしょうか?この工事に対しての保証はしてもらえるのでしょうか?現在メーカー側にこの事を伝え、返答待ちの状態です。(家の工事は進行しています)よろしくご指導願います。 地鎮祭時の地縄の件です。地鎮祭時に地縄の確認をしていますが、業者は配置図面の(玄関前5700と記載)付いた、確認書をサインするようにと言ってきました。その際、実際に地縄に対して計ろうとせず、私が確認書を見てこの図面どうり出来てますねと、確認したところ、この通り出来ていますと現場監督者と営業マンが言いました。私は、その言葉を確認し書類にサインしています。 |
yorozuの感想 | ー |
アドバイザー | |
長谷川 明弘 | 返答が遅れましてすみません。実は現在ブロックメーカーに資料請求していますが、いつまでたっても送付されて来ませんので返答が遅れた次第です。(現在も来ていません) 擁壁ブロックについては、認定を取っている製品なのできっちり構造的な裏付けをとれば大丈夫だと思います。しかし行政によっては認めていないところもありますので御注意ください。擁壁ブロックを使うにしろ、コンクリート擁壁にするにしろきっちり構造計算をされて第3者の立場の方に確認してもらうことをお薦めします。 600ミリ誤差の話でメーカ側の過失になるかどうかの判断ですが、私には判断しかねます。補足説明の内容では言葉だけの説明で確認のサインをしていますね、この辺りが判断しづらいところです。このままでは言った言わないの世界に突入しそうですよね。この辺り充分気をつけてください。改善案の外構図面を見せていただいたのですが、金額が大きいのでしっかりした交渉をしてください。メーカーの対応次第では弁護士に相談をされる等の方法を取ったほうが良いかと思います。 |
コメンテーター | |
ー | ー |
事務局から | |
荻原 幸雄 | 宅地開発規制法の関係でとありますが、建築基準法違反にもなりそうです。建ぺい率をオーバーしませんか?屋根部分庭として使えるようにとありますが、コンクリート打ちスラブとしか図面には書いて有りません。防水仕様が無い。手摺が無い。屋根に土を入れるのですか?入れればパラペット等の仕様も必要です。又、ここへ上がる為の階段も必要ですね。この構造だと擁壁(家の荷重も影響しそうです)と車庫を兼ねていますので構造計算書を必ず提出して貰ってください。(屋根に土を入れたりすれば荷重が大きくなるのも注意です) また、駐車場ブロックから何れ庭の雨水が浸透してくることも考えられます。(擁壁には水抜きが必要ですが、防水もしたいでしょうしこの辺が難しいところです)車は3台描かれていますが1台は玄関前で人の出入りが大変そうです。臨時(来客用)でこのスペースでしょうか。車庫は建築物になりますので、この場合は一部隣地に接していますので、民法の規定に抵触します。隣の地主の承諾を得てください。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
〒181-0001
東京都三鷹市井の頭3丁目12番11号
TEL 0422-24-8768
FAX 0422-40-0107