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一般社団法人建築よろず相談支援機構

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よろずWEB相談HEADLINE

No.0280 地下室と外断熱

 相談概要 [氏名] M.Tさん
[住所] 東京都三鷹市
[職業] 会社員
[年齢] 42
[希望構造] 木造(在来工法)
[どちらに依頼しますか?] 設計施工の工務店
[何階建てを希望] 2F+1BF
[予定床面積] −
 相談内容 築30年の建売住宅を建て替えしようと考えています。建て替えしようとすると建ぺい率40容積率80となり、私の家族構成にあわないので、地下室を作ろうと考えています。また、断熱方法については、内断熱よりも外断熱のほうが結露その他優れているらしいので、外断熱にしようと考えています。そこで、相談なのですが、

1.地下室は@トップライト方式がいいのか、ドライエリア方式がいいのか(用途は、2室設け、6畳(子供部屋)と8畳(プレイルーム))文献をあさってもよくわかりません。教えていただけませんか

2.断熱構造については、調べたところソーラーサーキット方式とスーパーウォール方式があり(ほかにもあるのかも)迷っています。教えていただけませんか

3.どんな方式をとっても実際手抜き工事をやられたら、欠陥住宅になってしまいます。そうならないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか。少なくとも公共にはそれを教えてくれるところが見つからないのですが。

参考:中程度の密集地で113.66m2です。工務店でも建築家でも住宅メーカーでもこだわりません。いま、接触しているのは、S一社のみですが、提示しきた見積もり金額が4200万円と予算をオーバーしています。当方の予算は3500万円です)
 yorozuの感想
アドバイザー 
小松原 敬 「どのような家に住みたいのか。どのような生活をしたいのか。」
そこから設計が始まります。家の設計は生活の設計でもあります。
ドライエリアが良いのかトップライトが良いのかは、法規制や住まい方によって変わります。

地下の防水、断熱、結露予防などそういったもろもろの性能は設計、間取りなどいろいろな要素にかかわっています。
またそれらの工法はいわゆる”なんとか工法”として売り出されているもの以外にいくらでもあります。
こうした事を多方面から考えて、性能や住まい方と建築費のバランスのベストな方法を考えて組み立てる事が「設計」です。

そして、それらが手抜きをされる事がないように、施工店と施主の間に立って第3者として、工務店を選定したり現場で監督する事を「監理」といいます。 (工務店が現場を管理する「管理」とは役割が違います)
砂子 政二 M様、

1.は、間取りによりますので、それにあった方法で考えて下さい。
2.も同じように、廻りの状況や1.の考え方で変わってくると思います。
3.は、信頼のおけるところを探すしか無いでしょう。

したがって、今はSさんを信用して1〜3の疑問を、話されてはいかがですか。
コストの件も、詰めて話すと近かづくと思いますよ。まずは、信頼からです。
 コメンテーター 
 事務局から 
  荻原 幸雄 何と何のどちらがいいか?ではなく、あなたの家族のライフスタイルはどちらがいいか?が正解。
基本に戻ってくださいね。
相談者お礼状 
 相談者お礼状 回答いただいた複数の専門家・関係者の非常に丁寧な御回答をいただき感動しています。しかし、この世界は奥が深いですね。調べれば調べるほどいろんな事が出てきます。あせらず、進めていくようにします。
 その後  
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