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一般社団法人建築よろず相談支援機構

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よろずWEB相談HEADLINE

No.0276 洗濯機置き場に温水が来ていない物件が多い

 相談概要 [氏名] K.Yさん
[住所] 東京都江戸川区
[職業] 公務員
[年齢] 36
[希望構造] −
[どちらに依頼しますか?] −
[何階建てを希望] − 
[予定床面積] −
 相談内容 初めまして。
最近、分譲マンションを購入しようと、モデルルームを見て回る毎日です。
いろいろな物件のパンフレットや間取り図を見て疑問に思うのは、洗濯機置き場に温水が来ていない物件が多いということです。
私は、昔ながらの2そう式洗濯機に粉石鹸を使って洗濯をしているので、購入するなら是非洗濯機パンの上に混合水栓を付けたいと思っています。現在住んでいるアパートでは、浴室からお湯をホースでひっぱって洗濯をしています。

そこで質問なのですが、
(1)洗濯機置き場に混合水栓がない物件が多い理由。
(2)配管工事前の物件であっても、混合水栓取り付けの相談はほとんど受け付けてもらえませんがなぜでしょうか。
(3)完成した物件に混合水栓を取り付ける際の費用、注意点などがあればご教示願います。
 yorozuの感想
アドバイザー 
小谷野 和広 (1)施主(大家)の考え方や、建設コストを少しでも削るために、「お湯はいらない」といわれる事が良くあります。

(2)マンションではさや管工法といって、あるところまで太い配管で持ってきてそこで系統別に細い配管に分岐する方法が多く、配管部材を交換しないとならないため手間がかかり、できない事があります。それ以外の理由は販売会社でないとわかりません。

(3)(2)のさや管工法で施工されている場合はまず無理でしょう。さや管の分岐ヘッダーを受けている金物の交換、ヘッダーの交換、配管の増設、立ち上がり部分の壁を壊す必要も有ります。

工事の進み具合と、万が一キャンセルされた事を考えると、販売会社としては、購入予定者の要望を100%受け入れるのはなかなか難しいと思います。確実に購入・契約まですればある程度譲歩してくれると思います。
 コメンテーター 
 事務局から 
  荻原 幸雄 販売側も消費者の動向をリサーチし、その情報の反映として売れるものが造られます。
最近の家電の進歩で水に触れることなくワンタッチでポンの社会では個性的な情報は削除される傾向にあります。今後は販売者側も個性あるマンションを造るようになるでしょうが、今現在のコストダウン競争の中ではなかなか難しいのが現状かもしれませんね。
相談者お礼状 
 相談者お礼状 早速のご返事有難うございます。水廻りの要望はなかなか難しいものですね。
今後のモデルルーム巡回や、実際の商談の際には、そのあたりも考えながら相談していきたいと思います。
 その後  
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