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一般社団法人建築よろず相談支援機構

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No.0239 土地の雨水の心配

 相談概要 [氏名] W.Kさん
[住所] 静岡県清水市
[職業] 公務員
[年齢]  38才
[構造] 木造(2X4工法)
[築年数] -
[階数] 2
[様態] 建築条件付建売住宅(売建住宅)
[施工者] 地元ハウスメーカー
[設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。
[監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。
[確認申請書は本来建築主が出すと説明を?] -
[確認申請の為の委任しましたか?] -
[確認申請書存在の有無] -
[検査済書は有りますか?] -
[設計図面枚数] -
[着工までの打合せ回数] -
 相談内容 こんにちは。素朴な疑問なのですが教えて頂きたいと思います。

今回購入した土地が開発行為にかかり、造成分譲された土地なので、役所よりさまざまな指導事項があります。この中に雨水処理は浸透処理として塩ビ管や雨水マスに穴をあけ浸透させるように指示があります。(施工方法は図面にて詳細に指示有り)

 そこで疑問点なのですが

1.裏側に川が流れてるのですが(護岸工事は済み)、浸透した雨水が宅地の砂を巻き込み将来地盤沈下のような危険性はないのでしょうか?

2.建物を建てるときに基礎や湿気等の関係で注意すべき点は?  

治水対策上の雨水浸透処理は十分理解してます。以上御忙しい所恐縮ですが宜しく御願いします。
 yorozuの感想
アドバイザー 
堀住 勝雄 1.将来地盤沈下のような危険性はないのでしょうか? → 
浸透桝は砕石、砂等のフィルターで水だけを浸透させる構造になっています。地域にもよりますが地下に浸透する水量が少なかったり井戸水を大量に汲み上げることにより地下水位が下がると地盤沈下が起こります。

2.基礎や湿気等の関係で注意すべき点は? → 
「浸透桝方式にした場合に」という意味でしょうか。でしたら特別な事は必要ないと思います。 基礎の構造はその場所の地盤によって設計されなければなりません、またコンクリートを打ち終わってからでは検査のしようがありません。建物が建ってからでは補修もほぼ不可能になります。図面とよく照らし合わせて下さい。鉄筋を組んだ時に写真を撮っておくことをお勧めします。湿気対策としては防湿コンクリート打ち、または防湿フィルム敷き、場合によっては”べた基礎”とすればよいと思います。
 コメンテーター 
 事務局から 
  荻原 幸雄 全国的にこれを指導している行政も多いので、既製品も信頼できるものが出来ています。特に心配はいらないと思います。ご安心ください。
相談者お礼状 
 相談者お礼状 早速の御回答ありがとうございます。今回土地の契約をする時に重要事項として説明があり、業者に同じ質問をしたところ、過去にさかのぼって問題になった事は無いと言われたのですが、少々心配だったので質問させて頂きました。安心しました。プロの建築士の方に無報酬で教えて頂いて大変恐縮です。本当にありがとうございました。
 その後  
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