相談概要 | [氏名] M.Hさん [住所] 神戸市須磨区 [職業] 大学院生 [年齢] 37才 [構造] わからない [築年数] 建築予定 [階数] 2 [様態] 注文建築 [施工者] 大工(工務店) [設計者] - [設計者を選んだのは] - [監理者] - [監理者を選んだのは] - [確認申請書存在の有無] - [検査済書は有りますか?] - [設計図面枚数] 3枚 [着工までの打合せ回数] 10回以下 |
相談内容 | 現在、青森県十和田市に、両親宅を新築する予定ですが、地元のK工務店に設計・施工を依頼します。そこで、設計どうり行われているか、依頼どうりの材料などを使っているか、高断熱高気密等もきちんとつくられているかなどの監査的なことを第三者的にどこかに依頼できるものでしょうか。 以前、同業者で両親宅を建築したときに、依頼とは異なるボイラーをつけたり、建築後2〜3年で雪の重みでサッシが曲がって窓が閉まらなくなったりした経験があるので心配です。今回は大丈夫だと業者側はいっていますが。 事情により、他業者に依頼することはありません。 よろしくお願いいたします。 |
yorozuの感想 | ー |
アドバイザー | |
星 裕之 | 設計通りの仕様や材料が使われているかどうかと言うことですがお手持ちの図面が3枚しかないんですよね。(笑)そこに一体何が書き込めるでしょうか?通常仕様書として外部仕上表・内部仕上表・給排水設備表・電気設備表と4つの仕様書のほか、特殊な納まり・機器に関しての特記事項なども設計事務所作成の図面には入っております。それにもとづき工務店が見積もりを行い、契約すれば、設計図書どおりにつくられているかどうか監査的なこと「監理」が可能です。設計図書3枚に基づく契約では、何の取り決めもない状況ではないのでしょうか。 ゆえに、建築基準法に基づく超最低限の安全性の確保程度の監理以外、この状況では不可能でしょう。もしどうしても監理が必要であれば、工事契約の為の設計図書作成は不可欠な業務になるとおもいます。すると監理だけを依頼するのは非常に難しい状況になると思います。実際、監理だけをしているグループは全国的に見ても稀少ですし。設計監理料なんて総額の10%程度のものです。 まずは設計事務所に設計を依頼し、設計図書を作成し、その設計図書を元に他の工務店も含めて相見積もりをとり、細目を比較検討のうえでK工務店と施工契約を結ぶことが得策ではないかとおもいます。きちんとした契約に基づき、K工務店に適正な価格で工事を行ってもらうことで、お互い信頼関係が損なわれず、納得いく家作りができるのではないでしょうか。 |
コメンテーター | |
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事務局から | |
荻原 幸雄 | 建築士会、建築士事務所協会、日本建築家協会に問い合わせて、監理をしてもらえるかどうか聞いて下さい。図面が少ないと監理を受けるのが多分難しいと思われます。先ずはどこかに照会、相談して、どの程度の図面だったら受けてもらえるか確認ください。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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