相談概要 | [氏名] K.Tさん [住所] 神奈川県横浜市旭区 [職業] SE [年齢] 28才 [構造] 木造(2X4工法) [築年数] 竣工後半年以内 [階数] 2 [様態] 建売り住宅 [施工者] 建設会社 [設計者] 専業の建築士 [設計者を選んだのは] 自分では選んでいない。 [監理者] 専業の建築士 [監理者を選んだのは] 自分で選んでいない。 [確認申請書存在の有無] 有る。 [検査済書は有りますか?] 有る。 [設計図面枚数] 2枚 [着工までの打合せ回数] 2回 |
相談内容 | はじめまして。建て売りの1戸建て(2×4)を購入して3ヶ月が経ちますが、アドバイスをお願いします。 引き渡し後、1ヶ月程して、フローリングの床がきしむ部分が出てきたので直してもらうことになりました。フローリングは接着剤で床板に止めてあったのですが、フローリングと床板の間に若干の隙間が発生したことにより、ミシミシとなるとのことでした。 原因としては、 1.根太を支える束の調整不足 2.床板がたわむ 3.床板の水平精度不足とのことでした。 束の調整、床板の補強を行い、床下からネジを打ち込み、床板とフローリングを密着するような工事を行ったのですが、結局直らなかったので、フローリングを貼り替えることになりました。フローリングを貼り替える際、床板と根太に隙間はないか、水平精度は不足しないかを点検してからフローリングを貼るとのことでした。建設会社の見解では、フローリングを接着剤で貼ると床鳴りがしやすいので、普通は釘でとめるのだが、工務店の判断で接着剤で貼ってしまったとのことでした。フローリングと接着剤をはがし、再度フローリングを釘で止める工法で貼り直しを行いました。 結果、足踏みをする度に床がミシミシということは無くなったのですが、踏み込むとミシッと鳴り、しばらくたってまた踏み込むとミシッとなる状態になりました。また、イスがぐらぐらする部分が発生しました。結局は、床板の水平精度不足なのではないかなと思います。 建設会社としては、木造物なので、100%床がきしむのを防ぐことは出来ない。足踏みをする度に床がミシミシいわないのであれば、許容範囲なのではないか。とのことです。確かに、木ですので気候により収縮もするでしょうし、床が鳴ることを100%防ぐことは困難だということはわかります。床なりの許容範囲というのは、どこかに明記されているわけでないため、非常に判断が難しいと思います。 単純に、部分的に足踏みをする度に床がミシミシいわないのであれば、許容範囲なのでしょうか。足踏みをする度に床がミシミシいうわけではないが、季節や湿度、気温を問わず、いつでも通る度にミシッと鳴る部分は、床なりといわないのでしょうか?3LDKの間取りなのですが、このような箇所が、・13.5帖(1F)のリビングに3ヶ所・4.5帖(2F)の部屋に3ヶ所合計2部屋6ヶ所に発生しています。 一般的に考えて、再度修理を依頼してもよいレベルなのでしょうか? とりあえず、時間が経てば落ち着いてくることもあるので、しばらく様子を見てみて欲しいとのことで現在は、保留中です。アドバイスをよろしくお願いします。 |
yorozuの感想 | ー |
アドバイザー | |
中川 雅実 | Kさん、こんにちは。 床鳴りは、実際に調査しないと正確には答えが出ませんが、経験上下記が考えられます。 (1)、たわみに依る、フローリング接合部のせり。 (2)、フローリングを止めた釘の遊びによる。 (3)、捨て板とフローリング接合による。 (4)、捨て板を止めた釘の遊びや、根太の割れ及びミス打ちによるせり。 (5)、根太接合部、根太同士のせり。 (6)、材料の良否によるたわみから来るもの。 (7)、巾木等の納まり部分からのもの。 以上、参考に調べてみて下さい。 |
コメンテーター | |
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事務局から | |
荻原 幸雄 | 業者の言葉通り様子をみてください。 床鳴りを100%止める方法を私は知りません。 出来る限り出ないように、最善の努力をする事だろうと思います。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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