相談概要 | [氏名] I.Kさん [住所] 埼玉県浦和市(相談当時の行政区分) [年齢] 29才 [構造] 木造(在来工法) [築年数] 建築予定 [階数] 3 [様態] 建築条件付建売住宅(売建住宅) [施工者] 建設会社 [設計者] 会ったことがない。 [監理者] 会った事がない [確認申請書存在の有無] 無い [検査済書は有りますか?] 無い。 [設計図面枚数] - [着工までの打合せ回数] 2回 |
相談内容 | はじめまして。先日、建築条件付き土地と建物について契約しました。3階建てです。土地については、建築条件付です。建物については、建築確認申請をとっていません。 本体なら、建築確認申請の前に建物についての請け負い契約を締結してはいけないと思いますが、契約をしました。業者が言うには、うち(業者)は、プランを売りにしているので、建築確認を申請した後に、建物の契約を買主に破棄されたり、プランが建築確認申請のために変更できないと、お客様の意向を十分反映できないからとの答えが返ってきました。 確かに、業者が言うことには一理あると思いますが、建物の仕様や立面図、配置図等が不明確な状態で契約をしたため、建築完成後の外観や内装、仕様、設備について少し不安です。業者が建てている物件も見学し、他のお客さんも私と同じような契約をしている人が多いようです。建築条件付土地では、一般にこの様な状況で契約するのが一般的なのですか?良く勉強して、契約に望んだんですが、少し不安です。よろしくご指導ください。 追記・・・何度も業者に建物の仕様や建築の流れを聞きました。また、この物件は性能保証協会が保証している10年保証住宅です。 |
yorozuの感想 | ー |
アドバイザー | |
笠原 歩 | 建築条件付の契約というのは、土地と共に建物の建築も契約するのと同じことです。ですからその際建物の出来、不出来を左右する「設計者のセンス」「施工者の技術」といったものを信用したうえで契約されたのではないでしょうか。もしそうでないとしたら、少し決断が早すぎたのではと思います。 このまま建築を着工していくとすればまず、(契約した以上は)業者を信用すること。できれば、第三者の設計者、監理者をたてること。そして、現場で疑問があれば納得の行くまで説明を受けること。そうした努力をすることにより、トラブルを最小限に抑えることができると思います。 |
コメンテーター | |
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事務局から | |
荻原 幸雄 | 確認申請を出さない理由があること自体おかしな話しです。確認申請後の契約破棄は実費清算すれば良いですし、設計変更は届け出を出せば済む話しです。この方は営業の方ですね。 又、性能保証協会が保証している10年保証住宅であるとは誰が言いましたか?その営業の方ですか?この保証は手続きに確認申請通知書の写しが必要です。確認申請をしてないのなら保証は当然受けられないでしょう。 契約する時点で少しでも不安だったら、その時点で保留して(保留にプレッシャーをかける業界では有りますが)相談してもらえれば良かったと思います。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | 先日は、適切なご指導ありがとうございました。業者名簿や請け負い工事会社名簿も確認しとくに行政処分がなかったので安心しました。しかし、行政処分がないからといって安心は出来ませんね。契約をしたからには、業者を信用しつつ自分なりに建物をチェックしていきたいと思います。 |
その後 |
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