本文へスキップ

一般社団法人建築よろず相談支援機構

TEL. 0422-24-8768

〒181-0001 東京都三鷹市井の頭3丁目12番11号

よろずWEB相談HEADLINE

No.0174 電動シャッターが指定のものと異なる

 相談概要 [氏名] S.Rさん
[住所] 千葉県船橋市
[年齢] 39才
[構造] 木造(在来工法)
[築年数] 1ヶ月
[階数] 2 階建
[様態] 建売り住宅
[施工者] 注文建築
[設計者] 専業の建築設計事務所
[監理者] 兼業の建築設計事務所(建設会社の建築士)
[確認申請書存在の有無] 有る。
[設計図面枚数] 10枚以上
[着工までの打合せ回数] 20回以上
 相談内容 はじめまして。宜しくお願いいたします。

6月に新築入居しましたが、入居後1階リビングの電動シャッターが指定のものと異なることが判明しました(入居前の竣工検査時にはまだ電動シャッターが動作せず、確認できませんでした。これは私に入居を急ぐ事情があったせいでそのことを問題視はしていません)。業者に確認を求めたところミスを認め、梅雨明け後に取り替え工事を行うとのことでした。

今回の不動産業者、施工業者(地元の不動産業者、建築会社です)については通例以上の打ち合わせを行い、対応もよく、出来上がった建物についてもほぼ不満はありません。今回の補修工事についてもさほど心配はしておらず、その意味で私は恵まれたと思っております。が、気に掛かっているのが工事が1階南面半分の外壁(サイディング)を取り外す大工事になる、ということです。 

一回竣工した家の1階の壁を取り外すのですから、良い施工をしてもどこかに無理が残るのではないか?と思われるのです。特に雨漏りが気になっております。 

このような改修工事については心配することはないのでしょうか?チェックする項目はありますか? ご教示いただければ幸いです。
 yorozuの感想
アドバイザー 
荻原 幸雄 今の住宅建築は乾式工法が多い為、割りと簡単に取り外しが効きます。シャッターが違ったのは発注ミスか他の現場と間違った搬入ミスが考えられますが、多分発注ミスでしょう。

発注ミスでも管理者と監理者と職人は気づかなかった、と言う事で3重のチェックが素通りした事を意味します。そして最後のチェック者の依頼者のところでミスが発覚したわけですね。これがどういう事か、確りご認識ください。シャッターや仕上げ・設備等は後で依頼者が最終確認出来ます、しかし、構造に関しても同様なケースが無いとも限りません。お調べになった方がいいかもしれません。

一番注意する点は天気です。梅雨明けでも突然降り出したりしますので十分ご注意ください。工事途中に雨が下地に吹き込むと、下地の乾燥を待たず施工してしまうケースが多いので、雨が吹きかけないように十分にシートで養生する事が大切です。その辺、特に注意を払うよう業者にご指示願います。

シャッターのミスは頂けませんが、現在のものでも性能に差が有り不満でしょうか?それとも間違ったこと事態が許せないのでしょうか?取替え工事のリスクは(0)か(−)で(+)は有りません。シャッターの取り違えが現実に起きているわけで(−)も又、起こりうると言う事になります。

(−)要素を取り除くアドバイスをお求めなら
1.第三者の建築士の監理者に監理を依頼する。
2.シャッターは現状のままで諦めるて金銭面で交渉する。

となります。
 コメンテーター 
 事務局から 
  ー
相談者お礼状 
 相談者お礼状 先にいただいたメールの内容、特に工事の天候についてのご指摘は工事業者の説明と工事プランとほぼ合致するもので、私としては大いに力づけられるものとなりました。ありがとうございました。
 その後  
目次に戻る

バナースペース

一般社団法人 建築よろず相談支援機構

〒181-0001
東京都三鷹市井の頭3丁目12番11号

TEL 0422-24-8768
FAX 0422-40-0107