本文へスキップ

一般社団法人建築よろず相談支援機構

TEL. 0422-24-8768

〒181-0001 東京都三鷹市井の頭3丁目12番11号

よろずWEB相談HEADLINE

No.0146 窓枠が硝子の水滴で、ぼこぼこに

 相談概要 [氏名] K.Hさん
[住所] 東京都武蔵村山市
[年齢] 35才
[構造] 木造(在来工法)
[築年数]  ? 年
[階数] 2階建
[様態] 建売り住宅
[施工者] 不動産業者
[設計者] 知らない
[監理者] 知らない
[確認申請書存在の有無] 無い。
[設計図面枚数] -枚
[着工までの打合せ回数] - 回
 相談内容 先日、寝室の窓枠を交換してもらいました。窓枠が硝子の水滴で、ぼこぼこになってしまったからです。取り替えてくれた大工さんから聞いたのですが、「これは、紙を圧縮してあるものだから、こうなるのは当たり前だよ。」といわれました。

わたしは、子供が小さいため、現在使用していない部屋についても、使用するようになってから、ぼこぼこになるのではないかと思い、T住宅に書面で「期間が過ぎても直します。」と言う書面を求めていますがなかなか解答がありません。

要求は行き過ぎたものでしょうか?ちなみに、窓枠を取ったら回りは黒く、「このままほおって置くと、最悪家が傾く」とまで言われました。硝子は、冬になれば水滴がつくもの。そこに水に弱い素材を使うのは、如何なものでしょうか?宜しくお願いします。
 yorozuの感想
アドバイザー 
砂子 政二 いわゆるハードボードの上に塩ビの仕上げのものを、使用したのですね。一般的に、建物の造作材として多く使われます。ですので、その部位に仕様する事は間違いではありません。問題は、その部屋の状況と維持のあり方にあると思います。やはり、結露の水滴が付いたらふき取る、換気も十分行うなどしてください。この点を怠ると、たとえ部材が違っても同じことになります。施行精度の問題もありますが、多分普通についていると思いますので。

最後に、この程度では住まいは傾きません。また、その兆候が現在あるのなら、違う点に問題があると思います。
 コメンテーター 
 事務局から 
  荻原 幸雄 この既製品の窓枠の基材にハードボードやMDFが使われているようですが、どちらも木材繊維を熱圧縮して作られるものです。水に対しては敏感でサッシに取付く側は剥き出しです。表面は塩ビだと思いますので水は問題ないのですが、そのままですと塩ビの無い小口に廻り今回のような現象が起こります。窓は結露したらこまめに拭き、換気に注意する事で対処して下さい。
相談者お礼状 
 相談者お礼状
 その後  
目次に戻る

バナースペース

一般社団法人 建築よろず相談支援機構

〒181-0001
東京都三鷹市井の頭3丁目12番11号

TEL 0422-24-8768
FAX 0422-40-0107