相談概要 | [氏名] O.Tさん [住所] 宮城県黒川郡 [年齢] 40才 [構造] 木造(その他) [築年数] 2年 [階数] 1階建+小屋裏 [様態] 注文建築 [施工者] ハウスメーカー [設計者] 会った事が無い [監理者] 専業の建築設計事務所 [確認申請書存在の有無] 有る。 [設計図面枚数] 2枚 [着工までの打合せ回数] 5回 |
相談内容 | 夏になり気温が30度近くになると階段のきしみ音がでる。階段の横壁と階段にすべてすきまがある。 2年ほど前から黒蟻が最初は台所と浴室からでた。その時は自分でコーキング処理を行い侵入を防いだが、3日前からシンク回りに侵入してきた、家の外側に蟻の巣があったので薬剤散布処理を行ったが基礎部分をはいあがり、基礎と壁の合わせ目から侵入している様子。 その後、外側には巣が見当たらないが侵入は続いている。どうやら、流し台の裏側を通っているらしい(新築確認時に床下に木材の屑が無数に散らばっていた)。又、2年前には、1階天井から雨漏り(横殴りの雨だった)、原因は特定出来なかったが、ここであろうとの部分にコーキング材と思われる処理を行った様子。 特に蟻の問題を早急に解決したいのですが。よろしくお願いします。 |
yorozuの感想 | ー |
アドバイザー | |
笠原 歩 | きしみの原因は木材の収縮が主な原因だと思われます。階段と横壁のすき間は一定ですか。1階と2階で差がありますか。差があるようなら歪みです。一度全体的な調査をしたほうが良いでしょう。一定であれば施工上の逃げです。心配することはありません。きしみ音はどこから発生しているのでしょうか。昇り降りの時にもしていますか。踏み板とササラ桁(踏み板を支える斜材)の接するところからであれば、メールだけの判断で非常に大雑把なのですが、これは大工さんの「腕」の問題だと思います。階段の形状にも依りますが調整が可能な場合もありますので施工者にご相談ください。 次に黒蟻の件ですが、薬剤散布処理は専門業者が行なったのでしょうか。とすればクレームを申し立てて再度の散布をするようにしてください。目に見える巣だけに薬剤を撒いても、あまり効果は期待できません。また「黒蟻」と「白アリ」は別の生物ですのでよく確認の上対応してください(建物に被害を与えるのは「白アリ」です。)。 1階天井からの雨漏りはその後(2年前以後)発生してないのでしょうか。そうであればコーキングにより止まったと考えて差し支えないと思われます。 |
コメンテーター | |
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事務局から | |
荻原 幸雄 | 黒蟻なのかシロアリなのか確り調べて下さい。黒蟻なら特に建物に害を及ぼす事はありません。進入して来るのは餌になりそうなものがあるのかも知れませんから、掃除は細めにして下さいね。床下には土間コンクリートを打設してませんか?していない場合で湿気がある場合は、蟻が床下の地面に巣を作っているかもしれませんので確認してください。もし、シロアリでしたら危険ですので、手当てが必要です。シロアリは触覚が真っ直ぐで体が寸胴です(シロアリは蟻では無いので体にはっきりしたくびれが有りません)。その辺もう一度確認ください。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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