相談概要 | [氏名] T.Kさん [住所] 埼玉県春日部市 [年齢] 39才 [構造] 木造(在来工法) [築年数] 3年 [階数] 2階 [様態] 建売り住宅 [施工者] 不動産業者 [設計者] 会った事が無い [監理者] 知らない [確認申請書存在の有無] 有る。 [設計図面枚数] 1ないし2枚 [着工までの打合せ回数] -回 |
相談内容 | 建売り住宅として、平成8年6月に完成し、8月に入居しました。主な仕様は、べた基礎・在来工法・基礎パッキン・サイディング仕上げ・スレート葺です。建て位置は、南西側に田んぼ、北西側に5メートル道路があり、それを挟んで我家が建っております。(左右は同時期に建った家です。) さて相談ですが、田んぼ側に位置する部屋(1階および2階)の壁紙に最近亀裂が生じてきました。平成10年2月頃に田んぼ側1階部分に最初の亀裂が生じました。売り主である不動産会社へ問い合せをしたところ、”木材は伸縮をしているため、その力にボードが耐えきれず裂けてしまい、その影響で壁紙に亀裂が生じたものであり、家屋自体への心配はない”とのことでした。またその時は、施工業者により壁紙の亀裂部分に”修正液のようなもの”を塗り、その場を繕いました。ところが、最近になり、別の個所(2階田んぼ側の部屋)に3個所の亀裂が生じてきました。 この状態が繰り替えされると、外観が悪くなるばかりか、地盤沈下の影響すら考えるようになってきました。このような場合、どのように対処すれば良いのかが分からない為、相談する次第です。宜しくお願い致します。なお、入居当時から現在に至るまで昼夜を問わず”パチンパチン”と音がしている事を追記致します。 |
yorozuの感想 | ー |
アドバイザー | |
笠原 歩 | 写真を拝見する限り、不動産会社の説明の通りだと思います。田んぼ側(南西側)に現象が多く発生するのは北側に較べて温度差が大きい為だと思います。このような現象は物件により差はありますがいずれ発生します。原因については、説明のあった通り木材の伸縮が主な原因です。 施工時の木材の乾燥の状態が大きく影響しますので、対症療法的に補修をしていくか、クロスを(全面的に)貼り替えるか、の選択になります。施工時の状態(木材の乾燥状態、ボードの不陸(凸凹)、クロスの接着の状態)が「あまり良くない」と想像はできますが、この点を「瑕疵」として改善を要求するのは難しいと思われます。 |
コメンテーター | |
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事務局から | |
荻原 幸雄 | 基礎にひび割れ等が発生していませんか?田んぼとの事ですのでちょっと心配です。施工時の養生不足で雨が相当かかったのでしょうか?収縮が大きいようです。両隣の家には同じような状態がありますか?築3年での亀裂発現は早すぎますが、建売り住宅のシステムの問題でもあるような限界を感じます。もう少し詳しい状況をお聞かせ下さい。 |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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