相談概要 | [氏名] T.Tさん [住所] 千葉県八千代市 [年齢] 31 才 [構造] 木造(在来工法) [階数] 2階 [様態] 建売り住宅 [施工者] 建設会社 [設計者] 会った事が無い [監理者] 知らない |
相談内容 | 昨年購入した家(木造2階1戸建て 公庫*融資可)について相談したくメールを送ります。最近の住宅事情をテレビ等で知り、気になり自分で床下調査を行った結果、気になる点が幾つかありました。主な内容は下記のとおりです。 @ 床下基礎(コンクリート)→別写真@**を参照して下さい。これは、構造上・建築基準法上問題ないのでしょうか。 A束石→1カ所柱を支える束石が柱の中央ではなく、端部に設置されており、構造上気になっています。 Bシロアリ→シロアリ対策として、柱に対策液を塗ると思うのですが、すべての柱に塗ってなくても問題ないのでしょうか(主な柱には塗ってあるのですが、細い柱等塗ってない柱も多数あります)。 他にありますが、一番心配な上記の件について、お願いいたします。 事務局注: * 住宅金融公庫は、2007.4.1に独立行政法人 住宅金融支援機構に移行しました。 ** 申し訳ございませんが、2016現在、写真が残っておりません。 |
yorozuの感想 | ー |
アドバイザー | |
荻原 幸雄 | @ 床下基礎(コンクリート)→この基礎は外部ですか?内部の場合は地盤が問題無ければ、あく場合もありますが何か(多分コンクリートブロックを欠いたもの)を詰め込んでいるのは理解できません。外部基礎の場合でしたら構造的に問題がある可能性があります。 A束石→柱の下が束石はおかしいですね。コンクリート基礎でなければいけません。ゆえに束石がずれている事は論外ですね。 Bシロアリ→公庫仕様では、ひのき、ひば等の耐腐朽性及び耐蟻性の大きい樹脂の心材若しくは心持材を用い、そうでない場合(米栂等)は薬剤処理が必要になります。最近シックハウスの問題があり塗布しない方向にあります。使わない方向とはいえ、ひば、ひのきをつかうのが条件ですが。建売りは何故か米栂が多いようですので確認下さい。細い柱とは間柱の事だと思いますが、建築基準法施工令第49条2項では柱・筋かい・土台となってますので、この点から間柱には要らないとなります。間柱もひば、ひのきであればいいのですが、基準法ではそこまでの記載はありません。 建築基準法は最低基準を表していますので、その他は設計者・施工者・販売者の良心と言う事になります。良心が無いから問題が起きるのですが。 |
コメンテーター | |
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事務局から | |
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相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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