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No.0065 売り建て住宅の図面チェックと監理
| 相談概要 | [氏名] Sさん [住所] 東京都渋谷区 [年齢] 34才 [構造] 木造（２Ｘ４工法） [階数] ３階建 [様態] 条件付き建売り住宅 [施工者] 大工（工務店） [設計者] 知らない [監理者] 知らない |
| 相談内容 | 建売住宅３階建ての購入を考えています。 目の前が線路で、土地面積５６．７５㎡、建物面積９０．７７㎡です。 ２階部分はＬＤＫ１８．３３帖です。売主及び施工主は、Ｔハウジングという材木店だそうです。 契約する前に確認しなければならないことを教えてくださると大変ありがたいです。これから建つのですが、図面上の問題点がないか調べてもらったり、工事中のチェックを依頼する場合の、費用の相場と、どこに頼めばよいのか、教えて下さい。 |
| yorozuの感想 | ー |
| アドバイザー | |
| 篠原 啓史 | まず問題はないと思いますが、念のため土地の謄本を取り寄せて、所有者などを確認しておくことも必要かと思います。また、工務店で最近建てた建物などもいくつか見せてもらえれば良いと思います。その時に、契約する建物の仕様を確認できれば、文字だけの仕様書で契約するよりわかりやすいと思います。 後は、契約書の内容を良く読んで、工事金額に含まれる部分と含まれない部分を明確にしておいて下さい。エアコンが入っている、いない？外構工事は？ガス、水道の引き込み工事は？etc・・・ また、確認申請は既にとられているでしょうから、その書類一式のコピーをもらって、契約内容と違いがないかも確認して下さい。確認通知書が３階建てでおりていれば、まずは問題ないと思いますが、場合によっては２階建て＋ロフトの申請で３階建てをたてるケースもあるようなので注意して下さい。 |
| コメンテーター | |
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| 事務局から | |
| 荻原 幸雄 | 先ずやるべき事は建築の事を少しでも勉強する事です。出来うる限りでいいですから。少しでも勉強しておかないと売り主や施工者との意志の疎通が出来ずトラブルになります。基本的な所は少なくとも勉強して下さいね。 話の内容から条件付き建売り住宅のようですね。わたしの知る限り、条件付き建売り住宅の図面をチェックする事はかなり難しい思います。何故なら図面が余りにもラフで枚数も少なく、とても設計図と呼べるものではないからです。図面が少ないと言う事は（A2で２～３枚位）業者がいいように出来ると言う事です。設計図と呼べるものでは無いなら当然不完全である訳で、そこにはトラブルが潜んでいる可能性があるからです。この辺はもう少し建売り業者に姿勢を正してもらいたいと思います。 これが即トラブルに成るか成らないかは、施工者と売り主の姿勢に大きく関わってきます。施工者の良心を信じるしか無いということになってしまいますので、それを確認する為に施工した他の建築を見せてもらい、出来れば購入者にお逢いしてトラブルが無かったかどうか聞いて見てください。 工事監理ですが、しっかりした図面が無ければ、なかなか監理が難しくなりますが、監理を依頼する場合、工事者が第三者の監理者を受け入れるかどうか確認して下さい。一般的には嫌がる傾向にあります。それを確認下さいね。費用はどの範囲を依頼するのかによって違います。 |
| 相談者お礼状 | |
| 相談者お礼状 | |
| その後 | |
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