相談概要 | [氏名] W.Mさん [住所] 千葉県柏市 [年齢] 34 才 [構造] 木造(在来工法) [階数] 2階建 [様態] 建売り住宅 [施工者] 大工(工務店) [設計者] 知らない [監理者] 知らない |
相談内容 | 建売住宅を購入しようと思っていますが、購入しようとしている物件に以下の不安点がありますので、相談に乗っていただきたいと思います。 <1階と2階の間の梁について> (1)横の梁が途中で継ぎ足されている。 (長さが足りないからだと思う。継ぎ足されている部分の真下に柱がなく、継ぎ目から50cmくらい離れている部分の下に柱がある) (2)縦の梁と、横の梁が交差(T字型)している部分の下に柱がない。 (縦の梁は片端は柱が下にあるが、片端は横の梁に付いているだけ) (3)2階の柱の真下に1階の柱がない。 (梁の上に柱があるが下にない) 契約はまだですが、あと10日間後くらいに契約する予定です。 |
yorozuの感想 | ー |
アドバイザー | |
堀住 勝雄 | <1階と2階の間の梁について> (1)そういう場合もあり得ます。継ぎ手の作り方の問題です。 (2)そういう場合もあり得ます。仕口の作り方が問題、羽子板ボルトは使っていますか。 (3)そういう場合もあり得ます。1,2階の間取りが同じでないかぎり当然そういう所が出来ます。 |
笠原 歩 | ご質問の件ですが(1)〜(3)とも特にご心配なさるほどのことではありません。 (1)については通常この様な位置で梁を継ぎます。その訳はその位置が梁に対する力が少ないとされているからです。厳密には構造計算をしなければ正確な位置は出せませんが物件の規模からみて、そこまでの裏付けは必要ないと思われます。 (2)(3)についても普通のことと思われます。ご意見の通り、梁は柱から柱に架ける、柱の下は柱。という条件を満足させようとすると1、2階同じ間取りということになるので現実的ではないでしょう。ただ、梁の太さ(梁せい)が充分であるかが重要です。個々の梁について確認することは難しいと思うのでご指摘の箇所の梁が、廻りのものと比べてきちんと太くなっているかを確認してください。 |
コメンテーター | |
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事務局から | |
荻原 幸雄 | 漠然とした質問なので困ってしまいますが、この様な質問には答えも漠然となってしまいます。 1)の継ぎ手ってどういうものがいいの?とか 2)の仕口って?羽子板ボルトって? 3)の通し柱の様に通らないといけない柱もあります。 結局プロが見て問題があるかどうかが大切で,不安がある場合はプロの第三者の建築士に一緒に見てもらうしか本当の意味の正解は見つけられません。是非、プロの第三者に! |
相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | 親切な回答をありがとうございました。参考にさせていただきます。 |
その後 |
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