相談概要 | [氏名] S.Tさん [住所] 埼玉県浦和市(相談当時の行政区分です。) [年齢] 36 才 [構造] 鉄筋鉄骨コンクリート造 [階数] 11 階 [様態] 分譲マンション [施工者] 建設会社 [設計者] 知らない [監理者] 知らない |
相談内容 | 今年4月に新築マンションを購入しました。前年の12月には完成済みの物件であったため入居9ヶ月目になります。南面向きで日当たりは良好です。 最近寝室として使っている部屋の壁に亀裂を発見しました。亀裂は、ちょうど腰のたかさから床に向かって延びています。木枠の窓枠の下側からその木枠を挟むように2本あります。そのせいか窓の開閉時にきしむ音がするようになってしまいました(亀裂で窓枠がゆがんでいるのかも)。 たまたま、数日前に定期点検があり、コンクリートのクラックについて業者と話をしていたばかりでした。ベランダ下部にも亀裂が走っているので問いただすと、「コンクリートの特性だからよくある、だから2年の保証期間をしている」との返事でした。そんな矢先の出来事だったため、当然業者に連絡をとりましたが、同様の答えでした。 一応今週来てはくれますけど・・・特性は理解しますが、建築後1年にも満たないマンションの部屋内部の亀裂を同じ特性だとかたずけられるのは少々納得いきません。まして、特別な力を加えたわけでもないので今後が心配です。新築物件においてそんなことがよくあるような話を業者はしていますが本当でしょうか。まわりにそんな人は一人もいませんでした。良きアドバイスを・・・ |
yorozuの感想 | ー |
アドバイザー | |
荻原 幸雄 | 外壁側内部の仕上げに亀裂との事ですが、原因は単純に仕上げ下地の不具合によるものなのか、コンクリートの亀裂から発生しているものかのどちらかでしょう。但しコンクリートの亀裂に伴う仕上げの亀裂は尋常では無く、少し考え難いと思います。この仕上げの外部に亀裂が生じていますか?無ければ仕上げの下地の不具合だと思います。そうであれば下地から調整し直せば問題は無いでしょう。ベランダ下部にも亀裂とはこの仕上げの裏にあるのですか?別な場所ですか?またどの程度なのか、亀裂の巾を計って知らせて下さい。 |
コメンテーター | |
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事務局から | |
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相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | ご返事を頂きありがとうございました。年末に、ゼネコン、販社担当者来訪の上、調査してもらいました。ご指摘の件のように、下地処理の不備、ブラスターボード(?)の上に張ってある壁紙の収縮による亀裂のようでした。少し不安もありますが、決定的なもの、コンクリートの不具合ではなさそうです。 1月末から2月にかけ、修繕に来ますので、その際その下地箇所を写真にとっておきたいと思っています。改めて室内を見渡すと壁紙がはがれ気味のところが見つかりましたので、合わせて修繕をお願いするつもりです。何かありましたら又相談させて下さい。今後のご活躍をお祈り申し上げます。 |
その後 |
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