相談概要 | [氏名] Sさん [住所] 千葉県八千代市 [年齢] − [構造] − [階数] − [様態] − [施工者] − [設計者] − [監理者] − |
相談内容 | 6月に建売住宅を購入しました。新居には駐車場が1台分しかなく、もう1台駐車場を作る必要があり、施工業者系列のリフォーム会社に見積をお願いしました。ところが、簡単な施工で2台目の駐車場ができるはずだったのですが(セールストークでもそのように言われた)、その予定地にあるはずのない排水管が通っていることがわかり、竣工図と見比べても明らかに違う施工がなされていることが発覚しました。 家を施工した業者もこの事実を認め、駐車場工事時に配管をうまく引き回して、駐車場を作りたいと言ってきたのです。私としては、竣工図通りにきっちりと、つぎはぎの状態でないように(現状のように完全な状態で)施工し直すよう業者に要望しましたが、竣工図通りにやるが、見た目にはわからないように必要な箇所だけを解体・施工したいとの返事があり、私の主張が認められずどうも納得できません。 私は、竣工図と違っていることに「だまされた」という意識・完成後の社内のチェックを怠った責任・また、この業者の見積は非常に高いことから、駐車場・配管工事は他業者に依頼し、施工ミスの配管部分については家を施工した業者に支払うよう話しました。しかし、会社としてはお金を出すのは大変難しく、なんとかこの工事で進めていただき、完了後は駐車場の工事を他社に依頼しても構わないと言ってきました。 そこで、ご相談ですが、こういったケースでは私の主張する・工事費の支払い・施工ミスにかかわる部分及びその周囲全体の完全回復は、間違っているのでしょうか。また、この業者に継続して駐車場の工事をお願いするならば、そういった施工ミスがあったことから私の工事費負担軽減を要求することはできるのでしょうか。 |
yorozuの感想 | ー |
アドバイザー | |
荻原 幸雄 | 以上の件での要求は妥当だと思います。しかし、この要求を完全に履行させるにはかなりの困難が予想されます。施工業者は配管工事業者に瑕疵が発見された場合、下請け業者が瑕疵を負う様な契約関係がなされている場合があります。ですから金銭で解決は難しいところです。信頼出来る施工ではないにしても、施工を依頼するのが良いのかもしれません。 又、竣工図と同様にとの事ですが、配管状況を見ないと解りませんが、実質問題が無い施工でしたら竣工図に拘る必要はないと思います(但し、それが問題無いかどうかは第三者の建築士に確認してもらって下さい)。又、完全回復は当然だと思います。 基本的に施工ミスと駐車場増設工事は別物です。施工ミスはミスとして考えて下さい。しかし、手術の様な後は残るかもしれませんし、精神的な面も加えて慰謝料と言う形で工事費の減免に変える事は可能かとは思います。この辺は弁護士に相談と言うようになると思います。 |
コメンテーター | |
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事務局から | |
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相談者お礼状 | |
相談者お礼状 | |
その後 |
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